例えば服を毎日着替えるように、バッグとも毎日フレッシュな気持ちで付き合いたい。表と裏でまったく異なる顔を見せる〈フルラ〉の新作は、遊び心と品格を携えたグッドデザイン。毎朝バッグを選ぶのがきっと楽しくなる。
今からちょうど90年前、1927年にイタリアはボローニャで生まれた〈フルラ〉。当初は卸売業から始まり、次第にオリジナルの商品を作り始めるとその品質とデザイン性が認められ、後年バッグの展開が始まるとその人気は不動のものに。その都会的なデザインはレディスだけでなく、メンズでも評価が高く、世界中にファンを擁する。
その最新コレクションとなる今春夏シーズンは“旅”をテーマにしたもので、機能的な収納や実用的なディテールに、様々なカラーのレザーやファブリックを組み合わせた個性際立つアイテムが揃う。長い歴史の中で培われた職人芸に現代的な感性が活きたバッグは、大人にバッグを持つ楽しさを確かに実感させてくれる逸品となっている。
シボ感のあるやわらかなカウレザーを使ったノーブルな意匠。トートは長めのハンドルと大きめのジップポケットが、バックパックはメインの収納にアクセスできるサイドジップが実用的。随所に効かせた青もモダンだ。右:[W37×H44×D11cm]7万6000円、左:[W37×H28×D14cm]8万円/ともにフルラ(同・ジャパン)
どちらもリバーシブル仕様で、裏返せばスポーティなウォータープルーフ素材のナイロンキャンバス地に。あしらわれたのは落ち着いた配色のデジタル迷彩。シャープなフォルムのバッグにほど良いカジュアルさと遊び心を添えてくれる独自のグラフィックだ。
美しい3色の切り替えとゆるやかにラウンドしたトップが新鮮なレザークラッチ。スナップボタンで幅を変えられるマチや手が通るベルトなどのコバ部分はキーカラーの青で仕上げている。[W33×H23×D7cm]6万4000円/フルラ(同・ジャパン)
中央で畳んで持つしなやかなレザーのクラッチは、手持ちができるハンドルを設けた2WAY仕様。ブルーの総柄のファブリックをライニングしていて、中身を出し入れする際も洒脱だ。[W37×H40×D3cm]6万4000円/フルラ(同・ジャパン)
●商品に関する問い合わせはフルラ ジャパン ☎0120-951-673 furla.com