2017.12.08 Fri UPDATE FASHION

30代に人気のコーデ1位〜5位は、コスパでできるか？ 12月号編

デザイン力が高まって、コスパなアイテムもおしゃれ戦闘力が十分整ってきている昨今。
ならば、読者のみなさまが本誌の中から選んだ人気コーデは、果たしてコスパなブランドから選んでも成立するのかを確かめてみたくなってしまいました。

第5位のコスパ版　全身で合計2万4290円

チェスターコート1万4800円、パンツ5900円/ともにキュイー(同)、ボーダーニット3590円/ウィゴー(同)

本誌コーデの第5位は、ビッグシルエットで膝下まである超ロング丈のコートを主役に色数を抑えてシャープに見せているコーデです。コスパ版でも色数を絞ってシャープなイメージを創出しています。こちらのコートはメルトン素材でしっかりとした作りです。丈は本誌コーデと比べると短く定番的なチェスターコートのシルエットとなっています。ここは好みで選択する部分かなと思います。

本誌コーデ5位はコチラ

第4位のコスパ版　全身で合計2万180円

ライダースジャケット5990円/ユニクロ(同)、カットソー1290円/ウィゴー(同)、ハイネックカットソー4000円/キュイー(同)、ジーンズ8900円/バックナンバー(ライトオン)

茶系のスウェードっぽいレザージャケットは、さすがにコスパでは見つけられませんでした。そこでユニクロのライダースジャケットで代用。ハイネックのカットソーはキュイーで発見。本誌コーデ並のドング丈のカットソーは見つかりませんでしたが、首元の清潔感はしっかりと出せていると思います。バクナンバーのジーンズもきれいなリジッド感がキープされていて優秀ですね。

本誌コーデ4位はコチラ

第3位のコスパ版　全身で合計2万780円

フーデッドコート1万4800円/キュイー(同)、タートルネックニット2990円/ウィゴー(同)、パンツ2990円/ユニクロ(同)

フーデッドコートをコスパ版でも見つけられた時はテンション上がりました。本誌コーデのコートはショールカラーのフーデッドなので、さすがにエレガント感ではかないませんが、及第点は取れていると思います。ニットはローゲージなのでボリューム感も出せています。パンツも細みなのでコーデ全体のバランスもしっかり取れています。

本誌コーデ3位はコチラ

第2位のコスパ版　全身で合計1万470円

ピーコート4990円、ニット2990円/ともにウィゴー(同)、ジーンズ2490円/GU(同・一部店舗のみ販売)

今回は、このコーデを作るのが最も大変でした。スタンドカラーでロング丈というコートは残念ながら見つけられませんでした。そこで、ピーコートで代用することに。シルエット的には納得できないという意見も出てくるかもしれませんが、今のタイミングではここが限界でした。カラーリングとしては完成度の高いコーデなので、この配色パターンはしっかりと頭にインプットしてください。

本誌コーデ2位はコチラ

第1位のコスパ版　全身で合計1万7620円

ステンカラーコート1万1840円、サングラス1800円/ともにキュイー(同)、ニット990円/GU(同)、ジーンズ2990円/ウィゴー(同)

本誌第1位のコーデ自体が、「安くて良いアウター」をテーマとした企画内の1体です。さらなるコスパを目指すため、アイテム探しはかなり頑張りました。このコーデで重視しているのは、ブルーベースのグラデーションです。コートのネイビーからジーンズのウオッシュドブルーへとつないでいく雰囲気をみなさんもぜひ参考にしてください。インナーは本誌コーデではアイボリーのニットをはさみましたが、ここではグレーに変えてみました。それでもキレイにまとまっていると思います。というのも、本誌1位のコーデを組まれたスタイリストさんこそ、本企画のスタイリストさんなのです。なるほど、説得力ありますよね!