寒さが増すにつれ、足元も冬支度を始めるこの季節。次の一手として浮上してきたのが、男を格上げする存在「ブーツ」。とはいえ何を選ぶのが正解か!? その答えを様々な角度から検証！

Photo : TAKEHIRO HAYAKAWA／Styling : KEITA OGO／Hair&Make : AKIHITO HAYAMI［Les Doigts］／Text : TOMMY

Q.普段履くのはスニーカーばかり…。ブーツは何を履けばいい?

A.初心者にはチャッカブーツがオススメ!

スマートな見た目と履き心地がポイント
初心者がブーツを履く際に難色を示しがちなのがボリューム感。その点、スマートに足を包み込むチャッカーブーツなら違和感も少ないはず。また、都会的で大人っぽい着こなしとの親和性の高さも利点と言えるだろう。

ブーツ3万5000円／クラークス オリジナルズ（クラークスジャパン）、レザーライダース9万8000円／プラグマティック（シック）、ニット1万9000円、パンツ1万6000円／リーセンシィ オブ マイン アバハウス（アバハウス 有楽町マルイ店）

Q.今年っぽいストリートスタイルにブーツは何を合わせればいい?

A.ワークブーツで男っぽさをアピール!

武骨さと重厚感がラフさを加速させる
ラフなトップスとキレイめパンツというMIX感が今年っぽいが、足元まで上品ではストリートらしさが薄まり逆効果。そんな時に適任なのが重厚感のあるワークブ−ツ。武骨さと品格を兼ね備えた１足で男を格上げしよう。

ブーツ5万2500円／レッド・ウィング（同・ジャパン）、ブルゾン5万8000円／ヴァイナルアーカイブ（ビューティ＆ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店）、パーカ2万6000円／オスクレン（同・銀座店）、パンツ1万3000円／アバハウス（同・原宿）

Q.どんなスタイルにも合う万能ブーツを教えて!

A.サイドゴアブーツが合わせやすい!

すっきりフォルムでコーデ不問の汎用性
シューレースが無いすっきりした外貌から、洗練された雰囲気も漂わすサイドゴア。脱ぎ履きが容易なのはもちろん、細身でクセもないため、合わせやすさならNo.1。その実力のほどは、次ページをご覧頂きたい。

ブーツ5万2000円／サンダース（グラストンベリーショールーム）、コート8万円／ヨータトキ（アドナスト）、ニット3万3000円、パンツ2万3000円／クロ（同・ギンザ）

Q.トレンドのアウトドアテイストをブーツでさり気なく取り入れるのは?

A.マウンテンブーツが使いやすい!

アーバンな装いにも最適なボリューム感
当然、その最適解となるのがアウトドア系のブーツ。中でもマウンテンブーツは、絶妙なボリューム感が細身のジーンズなどとも好相性。さりげなく取り入れるならスタイリングは都会的にまとめるのがセオリー。

ブーツ5万8000円／ブッテロ（ハイブリッジ インターナショナル）、Pコート2万9000円、ニット1万4000円／アバハウス（同・原宿）、シャツ1万9000円／ロットワイラー（アドナスト）、ジーンズ2万4000円／サンディニスタ（トゥー・ステップ）

Q.他にもどんなカタチのブーツがあるのか教えて!

エンジニアブーツ
その名の通り、エンジニアが作業用の安全靴として用いていたことに由来。バックル付きのベルトも相まって武骨な印象を与える。5万800円／レッド・ウィング（同・ジャパン）

ペコスブーツ
農作業用のハーフ丈ブーツがその原型で、シューレースが無いので着脱も自在。エンジニアブーツと同様に、アメカジには欠かせない。6万5000円／グラニスタ（リファーレ）

モンキーブーツ
トゥからの編上げが特徴で、ラインマンブーツとも呼ばれる。ホールド力が高く、足形を選ばない。5万8000円／ロイヤル ジョージ ブリッジ（ハイブリッジ インターナショナル）

カントリーブーツ
雨が多いイギリスにて誕生したスタイルだけあり、上品さを感じさせつつも高い防水性と耐久性を兼ね備えている。2万2000円／リーガル（同・コーポレーションお客様相談窓口）

ビーンブーツ
防水性のあるレザーアッパーとラバーソールを組み合わせた狩猟用ブーツで、雨や雪など荒天時にも活躍。2万1000円／エル・エル・ビーン（同・カスタマーサービスセンター）