寒さが増すにつれ、足元も冬支度を始めるこの季節。次の一手として浮上してきたのが、男を格上げする存在「ブーツ」。とはいえ何を選ぶのが正解か!? その答えを様々な角度から検証!
Photo : TAKEHIRO HAYAKAWA/Styling : KEITA OGO/Hair&Make : AKIHITO HAYAMI[Les Doigts]/Text : TOMMY
リジッドデニム
リジッドジーンズ特有のハリのある質感と、ワークブーツが持つ武骨な雰囲気が見事なマッチングを見せる。
スラックス
センタークリースが入った上品なスラックスに武骨な足元はトゥーマッチ。もう少し太めならまだアリかも。
黒スキニー
ボリュームのバランスは良好。ただロックな印象が強くなってしまうためコーデのテイストを選ぶ可能性も。
ワイドパンツ
パンツの太さをワークブーツのゴツさが受け止めてくれるとはいえ、メリハリが無くなり野暮ったく感じる。
リジッドデニム
まさに王道アメカジといったルックス。全体がボリューミィなアウトドアブーツを濃色ジーンズで引き締め。
スラックス
そもそもテイストが正反対なので違和感は否めない。スラックスが厚手のウールならば結果も変わるのだが。
黒スキニー
悪くはない。が、◎を獲得したリジッドジーンズに比べると、ボリュームの落差がありすぎるように思える。
ワイドパンツ
ブーツの丸みを帯びたフォルムとワイドパンツがよく馴染む。足元の色と素材を変えれば◎もありえるか!?
リジッドデニム
ジーンズのほど良いラフさがサイドゴアのスタイリッシュさが強調! これこそまさに大人のデニムスタイル。
スラックス
ストンと落ちるくるぶし丈のスラックスに、サイドゴアがアーバンな表情を注入。ビズシーンでも活躍必至。
黒スキニー
パンツとブーツのシルエットに相似性を持たせることで流れるようなリズムを作り出し、美脚フォルムを創出。
ワイドパンツ
せっかくサイドゴアが美しいシルエットを有しているというのに、パンツの太さのせいで隠れてしまい残念。
リジッドデニム
大人っぽく柔らかなアッパーがリジッドジーンズと相性が良さそうに思えるが、地味すぎて面白みに欠ける。
スラックス
バランス的には上記のサイドゴアと大差ないのだが、履き口のボリュームの分、スマートさは負けてしまう。
黒スキニー
これもサイドゴア同様、パンツとブーツが自然に馴染んでいてアリ。いっそ色も黒に統一すれば◎に近づく。
ワイドパンツ
フラットに伸びるトゥと薄めのソールにより、ワイドなシルエットを崩すことなく絶妙なバランス感を実現。
リジッドジーンズ1万4000円/リー(同・ジャパン)、スラックス2万6000円/コノロジカ(HEMT PR)、黒スキニー2万1296円/オールセインツ(同)、ワイドパンツ2万8000円/ヴァイナルアーカイブ(エルエムエイチ)、ワークブーツ10万4000円/ホワイツブーツ(ストンプタウン渋谷店)、アウトドアブ−ツ2万4000円/カミナンド(グラビテート)、チャッカブーツ5万円/ブッテロ(同・トーキョー)、サイドゴアブーツ5万8000円/アルフレッド サージェント(ジー・エム・ティー)