近年、クオリティが飛躍的に向上しているバリュー服。控えめなプライス設定とは裏腹に、完成度が高くてチープに見えないものが大半だ。今ドキの大人はその辺りを心得ていて、装いに上手く落とし込んでいる。街で見つけた、参考にしたいバリュー服ミックスコーデを一挙見せ!
驚愕の価格でファストファッション業界を席巻した〈GU〉。値段に相反する品質を誇り、MJ世代の着こなしにも充分対応するブランドだ。
さらっとはおったMA-1は、レスキューオレンジでの配色切り替えが高鮮度。ベーシックなコーデだからこそ、アウターの主張が生きる。
シャツ/スティーブン アラン、パンツ/ギャップ、スニーカー/ヴァンズ、時計/ゼニス
品行方正なチェスターコートと、カラフルなストライプシャツのコントラストが新鮮。難しい色物をセンス良く着こなした好例だ。
シャツ/ポール・スミス、スラックス/ラッドミュージシャン、ブーツ/カルバンクライン
ミリジャケが放つ骨太さを、柔らかな顔立ちのニットで中和。〈ユニクロ〉のジーンズも使うなどバリューウエアを上手に多用した。
ジャケット/アクネストゥディオズ、ジーンズ/ユニクロ、シューズ/ユーズド
ショート丈のジャケットに対して、コーデュロイパンツはワイドなフォルム。緩急のあるシルエットがコーデにアカ抜け感を呼び込む。
ジャケット/メゾン マルジェラ、パーカ/マーティン ローズ、スニーカー/コンバース
リブ切り替えとチェック柄を駆使したモックニットが、端正なコートスタイルのアイキャッチ。白T見せで軽快さを描くテクもグッドだ。
コート/アレキサンダー ワン、パンツ/アタッチメント、スニーカー/ニューバランス