まだまだ「寒っ!」という日が続く2月、3月、4月に向けて、新機軸のスニーカー選びはいかがでしょうか。靴がもたらす視覚と触覚の経験値を更新していきましょう。
<ヴァリジスタ グローバル スタジオ>のクロスストラップビブラムソールスニーカーZC13200 1万3800円(アースマーケティング☎️03-5638-9771)
ポイントは、3つです。まずは、見た目。ヒモではなくて2本の太幅ストラップが配されているところが新機軸です。
次に、履き心地。ゴム製のストラップが心地よく足を包み込んでくれるのに加えて、アッパーの素材も快適さの向上に貢献しています。ウェットスーツなどに使われているネオプレーン素材のフィット感が新機軸なのです。擦れやすいトゥやヒール部にはスウェード素材を重ねて補強しています。
最後に、温かさ。アッパーのネオプレーン素材が断熱の役割を果たし、通常の革製やナイロン製のスニーカーに比べて防寒性を有しているところも新機軸です。厳冬期の登山では防寒用にネオプレーン素材のソックスを履いたりするくらいですからね。
<ヴァリジスタ グローバル スタジオ>は、2011年にスタートした東京発のデザイナーズシューズブランド<ヴァリジスタ>のセカンドライン。「VARISISTA」とは「変化する、変化に富んだ」を意味する「Variable」に、「人」を意味する語尾「-ista」を組み合わせた造語です。甲のエンド部やインソールにヌメ革をあしらったり、アウトソールがビブラム社製だったりして、コストパフォーマンスを追求しながらもしっかりとこだわりを盛り込んでいるのが<ヴァリジスタ グローバル スタジオ>のスニーカーになります。
Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA
Styling:NAOYA KANAI
Text:KIYOTO KUNIRYO(NO-TECH)