平昌オリンピックの女子カーリング。23日の韓国との準決勝では第1エンドでいきなり3点のビハインドになりながらも追いついて、延長戦第11エンドの最後の1投までどうなるか分からない展開でした。負けて悔しい思いをしましたが、3位決定戦でイギリスに勝つことができて本当によかったです。銅メダル、おめでとうございます。
思い返せば、2009年のWBC決勝の韓国戦では10回表ツーアウトからイチローの決勝タイムリーが出て侍ジャパンが勝ちましたね。あのヒットの瞬間だけは、生涯忘れないと思います。
何が言いたいのかって? 「韓国戦は名勝負が多いね!」ってことです。この春の「俺ジャパン」は、街で名勝負を繰り広げてみてはいかがでしょうか。
<ブラック ヤック>のDZOジャケット3万9000円(ビームス 原宿☎︎03-3470-3947)
<ブラック ヤック>は、1973年に韓国で生まれたブランド。2014年に「欧州攻略プロジェクト」を稼働させて専門チームを立ち上げ、2016年1月にドイツ・ミュンヘンで開催された世界最大級のスポーツ用品国際展示会「ISPO(イスポ)」にて欧州型プレミアムモデルを披露すると11冠受賞という快挙を成し遂げました。そこで、6月にドイツで現地法人を始動させて2016年秋冬コレクションを発表したところ、すぐさま欧州10ヶ国、55店舗での展開が決まったといいます。その欧州型のプレミアムなシリーズが2017年秋冬シーズンからビームスで取り扱い開始となって、日本に初上陸しました。
「DZOジャケット」に使われている素材は、ゴアテックス アクティブシェル。防水・透湿性のあるメンブレンの層を従来の半分にして、そこにめり込ませるようなかたちでポリウレタンの裏地を接着するという構造になっています。生地の厚みを薄くして、透湿速度をアップさせているのが特徴です。春の立ち上がりの時期、街で防寒着やレインウエアとして活躍してくれます。胸周りから脇腹や裾にかけての立体的なカッティングも特徴的ですね。
背中にはリフレクタープリントで縦に大きくブランドロゴをあしらっています。
アウトドアのアクティビティで着用してから、そのまま街でも浮くことなく着続けていられるブラックカラーのシェル。幅広いシーンで、しかも全天候で使えるわけですから、お得感ありではないでしょうか。そのうえ、日本に上陸してからまだ間もなくて周囲とカブることが少ないであろうブランド。相手にとって不足なしで、これはもう名勝負が期待できます。
Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA
Styling:YOHEI SHIBAYAMA
Text:KIYOTO KUNIRYO(NO-TECH)