カジュアル同様、BIZスタイルもシーズン毎に変化している。その変化を敏感にキャッチするべく、9のニュースを紹介。今季らしくアップデートさせるヒントにもなるはずだ。
Photo: HIROAKI KAWATA , TAKEHITO HAYAKAWA/Styling: TATSUSHI YONAMINE/Hair&Make:AKIHITO HAYAMI/Model:SHOGO/Text:KYOKO CHIKAMA
秋冬に引き続き、この春もブリティッシュスタイルがトレンドとなっている。スリーピースやグレンチェック、クレリックシャツなどを取り入れ、旬度満点のBIZスタイルに仕上げたい。
ブリティッシュスーツスタイル01
主張が控えめのグレンチェックなので、クラシカルな雰囲気はそのままに無地感覚でスタイリングできる。素材はイタリアの老舗生地メーカー、レダ社に別注したスーパー150’S。シルクのような光沢感と滑らかな肌触りが、BIZスタイルをワンランク上に導く。
スリーピーススーツ12万円、シャツ1万4000円/ともにブラックレーベル・クレストブリッジ(SANYO SHOKAI カスタマーサポート)、タイ1万円/メンズビギ(同)、チーフ4000円/フェアファクス(同・コレクティブ)、メガネ3万円/イエローズ・プラス(グローブスペックス ストア)、腕時計2万円/ウィリアムエル1985(エイチエムエスウォッチストア表参道)、シューズ4万5000円/トレーディングポスト(同・青山本店)
イギリスにおいてクレリックシャツは、カラフルなドレスシャツの基本。ちなみに正式名称は“ドレスカラーシャツ”だ。
英語で“連隊に属する”という意味をもつレジメンタルタイは、ブリティッシュをアピールするのにうってつけな柄だ。
袖山が高く盛り上がったショルダーのこと。ナチュラルショルダーとは違い、構築的でかっちりとした印象を与える。
クラシックなスーツの象徴ともいえるスリーピース。ブリティッシュだけでなく、大人の貫禄までも演出できる。
腰ポケット上の小さなポケットのことで、小銭を入れていた名残り。これも英国スーツを象徴するディテールだ。
かのウィンザー公も愛用していたグレンチェックは、19世紀初めに英国で考案された。上品で落ち着いた雰囲気が魅力。
ブリティッシュスーツスタイル02
やや明るいネイビーにブルーのチェック柄が施されたスリーピースは、秋冬とは一線を画す軽快な印象を与える。構築的なシルエットだが、ナロー気味のラペルで今っぽさもアピール。
スーツ10万円、ベスト2万8000円、シャツ1万8000円、タイ1万4000円、シューズ4万円/すべてポール・スミス(同・リミテッド)、チーフ4000円/フェアファクス(同・コレクティブ)
ブリティッシュスーツスタイル03
たとえグレー無地でも、スリーピースならクラシカルな雰囲気を演出できる。インパクトあるロンドンストライプのシャツをセレクトし、Vゾーンにも英国っぽさを漂わせれば完璧だ。
ジャケット2万3000円、ベスト8800円、パンツ1万1000円/ブレザーズバンクドットコム、シャツ5800円/アントニオ・ラヴェルダ、タイ4800円/ザ・スーツカンパニー、シューズ2万1000円/バルニ(すべてザ・スーツカンパニー 新宿本店)、チーフ4000円/フェアファクス(同・コレクティブ)
SHOP LIST
エイチエムエスウォッチストア表参道☎03-6438-9321
グローブスペックス ストア☎03-5459-8326
ザ・スーツカンパニー 新宿本店☎03-3226-3319
SANYO SHOKAI カスタマーサポート☎0120-340-460
トレーディングポスト青山本店☎03-5474-8725
フェアファクス コレクティブ☎03-3497-1281
ポール・スミス リミテッド☎03-3478-5600
メンズビギ☎03-5428-0378