これからだんだん暖かくなってくると、薄手のアウターにインナーというスタイルが街では増えてくるだろう。そこで、MJPで推奨したいのは、アウターはシンプルなものを着て、「インナーで遊ぶ」スタイルだ。今季はインナーには様々な種類のアイテムが市場に出てくるしコーディネイトに変化をつけやすい。さらに、ここでは女子モテの要素も入れてスタイルを考えているので、しっかりチェックしてこの春には実践してほしい。今回は最終回のMJプロモデルによる上級スタイル編だ!
第1回 4つのアイテムに注目…「ヴィヴィッドカラー」「パーカ」「変形スウェット」「ロゴ入りカットソー」
第2回 女子モテを目指すならこのスタイル! MJ“インナー”BOYSをチェックせよ!
第3回 女子ウケスタイルが完成! MJ“インナー”BOYSに学べ!
第4回 女子の意見を取り入れたスタイル!MJ“インナー”BOYSをお手本に!
ここまで4回に渡って、インナーを主役にしたコーディネイトの方法などを紹介してきたが、最終回となる今回はMJの人気モデルたちによる“インナーで遊んだ”スタイルを参考にしてもらいたい。
アウトドア本来の人工的でカラフルな色調を着こなすコツは、インナーでの挿し色使い。アウター使いよりも断然使い勝手がよく、また一般的な衣類より、アウトドアウエアならではのナチュラルな挿し色効果が生まれる。もちろん透湿性や防風性など機能や快適さは保証済。コートの下に着込めば手軽にアウトドアミックススタイルが楽しめる。
グレーやオリーブなどのカラーに合わせたスタイリングだと、深みのあるネイビーがアクセントとなる場合も多い。Tシャツはロゴやレタードのデザインを採用して、アウターからチラ見せすればさらに良い。
上とは逆にアウターが落ち着いたネイビーだと、インナーは逆にピンクなどを挿せば効く。色でメリハリを付けながら、さらにTシャツのレイヤードで裾にニュアンスを出せば完璧だ。
使いやすいということもあり、ネイビーのアウターを持っている人も多いだろう。ネイビーのアウターでは、上記で述べたようにインナーで派手めの色を効かせるパターンと、逆にこの例のように白でインナーを際立たせる方法がある。レイヤードで裾の遊びを入れるワザをここでも同様に使っている。
ロゴ入りのベースボールTも、このように上手く着こなせば子供っぽくならない。Tシャツの胸ロゴはチラ見せしつつコーデのアクセントに。さらにシャツの袖をまくって、Tシャツの袖の色をポイントとすれば、かなり洒落感のある色使いになる。
さらりとはおったスイングトップで色みを落ち着かせ、インナーに総柄のシャツを。柄シャツもこれくらいの上品さがあれば、まさに主役となりながら、大人の雰囲気を加速させる。
以上、MJの人気モデルたちにインナーを軸にしたスタイルを披露してもらったが、そのまま真似するも良し、自分でアレンジするも良し。「インナーを主役に、アウターを脇役に」したコーディネイトを存分に楽しんでほしい。