東京でも桜が開花! となると、次なる楽しみであるゴールデンウイークに向けての計画もそろそろ動き出さねば乗り遅れてしまいそうですね。
そこで、初夏に向けて揃えておきたい、とっておきのシャツ＆ショーツを紹介しましょう!!

セットアップで着ても、無地物と合わせてもオシャレ!! 存在感あるシャツ&ショーツはデザインの背景もいかしてます!!

ホワイトライン × ファットキャット・レコーズ

ホワイトライン × ファットキャット・レコーズ シャツ各2万2000円、ショーツ各2万2000円(グランデッド ☎03-5354-6088)

ホワイトラインは、ヴィンテージの持つ味のある縫製や生地の風合いなど、その魅了される要素を深く理解し、根拠のある確かな服作りをコンセプトとしているブランドです。アートやミュージックカルチャーなどから受けるインスピレーションを織り交ぜ、新しい世界観を提案している姿勢もとても魅力的ですね。

今回紹介する、ホワイトライン × ファットキャット・レコーズのシャツ&ショーツでは、幻想的な光景がプリントされています。

ネイビー／夕日が沈む海にファットキャット・レコーズのロゴと猫をコラージュ。レッド／山と草花にファットキャット・レコーズのロゴと猫をコラージュ。

この柄は、グラフィックデザイーナーのFJD 藤田二郎氏による書き下ろしです。

アートディレクター／グラフィックデザイナーのFJD 藤田二郎氏は、メジャー、インディーズ問わず、これまでに300枚近くのCDジャケットデザインを手掛けてきました。「人から人へ伝えるもの」というデザイン理念のもと、デジタルを駆使しつつも入り口は常にアナログな表現にこだわってきた方です。ほかにも書籍のアートディレクションや日本科学未来館プラネタリウムコンテンツ『MEGASTAR-Ⅱ cosmos』公式パンフレットのアートディレクションなど、その仕事ぶりは多岐に渡っています。2016年2月には、伊勢丹新宿店本館にてFJD EXHIBITION “music colors”を開催し、以後ライフワークとして同タイトルをテーマとした作品、プロダクトを作り続けています。

ファットキャット・レコーズは、1997年に設立されたロンドンの超人気インディーズレーベルです。設立当初、いち早くデトロイト・テクノ・リバイバルやトリップ・ホップのシーンを促し、その後、ポストロックやアコースティックな響きを擁するエレクトロニカ作品を続々リリース。シガー・ロスやムームーといったアイスランド出身のミュージシャンを輩出したレーベルとして世界で広くその名を知られ、新たな音楽ムーブメントの先導者としてのポジションを確立しています。

ホワイトライン、FDJ 藤田二郎氏、ファットキャット・レコーズ、三者の力が結実して、今回のアイテムが誕生したのです。

ショーツは、シャツと同素材の生地を表地に使用しています。とても柔らかく薄手な生地なので、コットンの裏地と重ね縫いすることで強度を保っています。ワンタックのワイドシルエットで、ゆったりとはくことができます。そして、通常幅のベルトループに加えて、長めのベルトループを両サイドのポケット脇に配置し、シャツを腰巻きするスタイリングにも対応。親切なディテールにも注目してほしいですね。

ゴールデンウィークまでに、ぜひとも手に入れておきたい秀逸なシャツ&ショーツです。
そして、このアイテムに込められたデザインの背景もしっかりと受け取りましょう!!

Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA