誰もが一本は持っているとはいえ、ひと口にジーンズといっても千差万別。シルエットから生地、加工、インディゴの色合いなど、さまざまな点で差異があるので、好みのブランドを見つけてほしい。
〈ラグ & ボーン〉から派生したメンズのベーシックライン。男性がデイリーに着られるアイテムだけをセレクトしたコレクションを展開。ジーンズの製造は徹底してアメリカ国内にこだわり、はきやすさにも配慮した作りはオーセンティックでありながらモダン。
美麗なシルエットだが、腰裏に付けられたコットン地に着目。タキシードにヒントを得た裏地によりタックインしたシャツに色移りしない。3万4000円(ラグ & ボーン 表参道)
ブランド生誕から70年以上が経ち、〈リーバイス〉や〈リー〉に並ぶデニム界の名門のひとつとして抜群の知名度を誇る。かつてカウボーイに向けて作られたという由縁があるだけに、〈ラングラー〉が生み出すデニムウエアには古き良き時代の空気を残している。
ブランドの定番モデルのひとつ「12MWZ」をベースに、やや細身のテーパードシルエットにアップデート。やりすぎない自然な加工感が絶妙。1万2000円(リー・ジャパン)
日本製デニムのパイオニア的ブランドとして80年近い歴史をもち、世界的に有名なデニムの産地、岡山・児島に拠点を置く。業界で初めてワンウオッシュ加工を採り入れたり、初の国産デニムの開発に成功するなど、新たな挑戦を続けてきた姿勢は今も変わらない。
トルコのデニムメーカー〈iSKO社〉と共同開発したハイパワーストレッチデニムを採用。抜群のストレッチ性とキックバック力でストレスは皆無! 1万5000円(ビッグジョン)