2019.01.25 Fri UPDATE FASHION

スタイルあるファッショニスタの私服着まわし【ビームス 佐藤嘉紀さん】

着用アイテムが多い冬場は組み合わせのテクニックが問われるため、着まわしの重要性が実はかなり高い。マンネリ化が心配なら、まずは本誌おなじみのファッショニスタのコーデ術を参考にしてみよう。4つのヘヴィロテアイテムを軸にした着まわしはヒント満載だ。

ヘヴィロテアイテムを使った、大人の私服着まわしテクニック

ジャンルレスながらも大人っぽい洒脱コーデ

ビーミング by ビームス/メンズ商品マネージャー&バイヤー
佐藤 嘉紀さん(36歳)

仕入れからオリジナル商品の企画まで手掛ける敏腕にして、多くの雑誌で引っ張りだこのファッションアイコンでもある佐藤さん。アウトドア、トラッドとさまざまなテイストにアプローチしつつ、どのコーディネイトも大人っぽく帰結させるセンスは流石のひと言だ。

佐藤嘉紀さんのヘヴィロテ冬服


A
ラッセル アスレチック × ビーミング by ビームスのボアフリースJKT

「型から製作した完全別注フリース。あえてワンサイズ大きいのを買い、ゆったりと着ています。とにかく暖かいので、これからさらに出番が増えそうですね」

B
ビーミング by ビームスのチェック柄コート

「上質なタスマニアウールを使って仕立てたグレンチェックのステンカラーコートは、カシミアのような肌触り。オン・オフを問わず着られる万能な一着です」

C
ビーミング by ビームスのカーディガン

「ニットとはひと味違う雰囲気がお気に入りのフェイクスウェード製カーデ。洗濯機に入れて気軽に洗えますし、ストレッチが効いているから着心地もグッド」

D
リー × ビーミング by ビームスのウールパンツ

「丈をやや短くアレンジした別注作。スリムシルエットですが、ウールニット製でストレスのないはき心地です。ベルト付きなのも何気にうれしいポイント」


DAY1(A)
柔らかな色合いでクリーンさを描き出す

「フリースにチノ、ベストとアウトドア感強めのウエアでコーデメイク。野暮ったく見せないために、柔らかい色使いを意識しました」
インナーダウン/ウエスタンマウンテニアリング、ニット、パンツ/ともにビーミングbyビームス、ベレー帽/ブエナビスタ


DAY2(C+D)
社内で過ごす一日はフットワークを重視して

「カーデとニットパンツで動きやすく。ボーダー柄と白スニーカーでトーンアップして、ボトムスの重い印象を緩和しています」
カットソー/ビーミングbyビームス、スニーカー/ヴァンズ


DAY3(B)
くつろいだ着こなしを英国顔コートで格上げ

「カットソー×太パンの楽チンな合わせが休日の定番ですね。そして大人感のカギとなるのがコート。これ一着でサマになり重宝します」
カットソー、パンツ/ともにビーミング by ビームス、スニーカー/ヴァンズ、キャップ/バレンシアガ、リュック/ウィルダネス エクスペリエンス×ビーミング by ビームス


DAY4(B+C)
トラッドさを意識した装いで打ち合わせへ

「外部との打ち合わせがあるこの日はコートと白シャツのレイヤードで品良く。スパイス的にチラっとカーデをのぞかせてみました」
シャツ、パンツ/ともにビーミング by ビームス、トートバッグ/アフェクタ


DAY5(A+D)
無彩色コーデにフリースでニュアンス出し

「フリースのほっこり感を引き立てたかったので、インナー&パンツはどちらも無彩色。統一感が出るようにメガネと服は同系色で」
カットソー/ユーズド、メガネ/白山眼鏡

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