『Men’s JOKER』のスタイルの根幹にある3つのキーワード「デニム・レザー・ミリタリー」をバリバリ活躍するスタイリストが自分色の解釈で自由に表現!
そこには、昭和、平成、令和という時代をも越え、流行にも左右されない、異なる世界観を創り出した彩り豊かなスタイリングでプロのテクニックを披露!!
今日は『Men’s JOKER』を長年作り続けてきた菊池陽之介さん。

コレが“俺のスタイル”

菊池陽之介
YOHNOSUKE KIKUCHI

Profile
『Men’s JOKER』を長年作り続けてきた弊誌スタイリスト陣のトップランカー。今回はMJにおける普遍的なキーワードであるアメカジを昇華した“らしい”2コーデを構築!

【Leather & Denim】
結局一番カッコイイのは
男っぽくラフなアメカジ

レザーとデニムを主役に据えた、MJらしいザ・アメカジ的スタイル。トレンドとはまた違って、普遍的イメージを具現化した着こなしですが、アウターは土臭さ＆男らしさを備えつつも春らしく柔らかなスウェード素材をワンサイズアップで。ネルシャツと白Tという直球コンビにヴィンテージを彷彿とさせるリアルな色落ちのジーンズを合わせて、ストレートに着こなすのが一番カッコイイ!

スウェードジャケット4万円／ビューティ＆ユース（同・ユナイテッドアローズ渋谷公園通り店）、シャツ1万8000円／オールド パーク（HEMT PR）、Tシャツ1万2000円／マーカウェア（パーキング）、ジーンズ6万2000円／ロンハーマン デニム（ロンハーマン）

【Military】
今旬の空気感を生み出す
カギはオーバーシルエット

こちらもMJらしくボトムスはジーンズですが、テーマがミリタリーなので、スリムブラックで武骨なアウターとのバランスを調整。今ドキっぽいオーバーシルエットのロングシャツは、パーカとの重ね着で王道的アメカジテイストも意識。とはいえ、あくまでベーシックであるという前提は崩さず、シルエットで今旬の着こなしにできるかがキモ。計算しすぎず感覚で合わせるのが今っぽいかな。

ロングシャツ1万8000円／ヴェイパライズ（ビームス 原宿）、パーカ2万4000円／ジョンメイソン スミス（HEMT PR）、ブラックジーンズ3万6000円／マイシンクス（RHC ロンハーマン）、ハイカットスニーカー1万8000円／AGE（アダム エ ロペ）、サングラス5万8000円／アイヴァン 7285（アイヴァン 7285 トウキョウ）

Photo: YUHKI YAMAMOTO
Hair&Make: MASAKI TAKAHASHI
Model: PATRICO, BEN
Text: TOMMY