『Men’s JOKER』のスタイルの根幹にある3つのキーワード「デニム・レザー・ミリタリー」をバリバリ活躍するスタイリストが自分色の解釈で自由に表現!
そこには、昭和、平成、令和という時代をも越え、流行にも左右されない、異なる世界観を創り出した彩り豊かなスタイリングでプロのテクニックを披露!!
今日は大人の男の色気あふれるスタイリングを得意とする高塩崇宏さん。
これが俺のスタイル!! 時代も流行も関係なし!スタイリストが魅せる自分色のスタイル【菊池陽之介氏 編】
俺が魅せる、これが俺のスタイル!! スタイリストが魅せる自分スタイル【荒木義樹氏 編】
Profile
大人の男の色気あふれるスタイリングを得意とし、メンズファッション誌やブランドカタログ、アーティストなど多方面で活躍中。その優れたゴルフの腕前でも知られる。
春らしく柔らかな色みのスウェードブルゾンはアームホールも細く、洗練された印象。インナーはオープンカラーシャツで、ボトムスはほど良くリラックスした腰周りからすっきりテーパードするスラックス。これで足元がスニーカーだとカジュアルに寄りすぎるので、ブーツでカッチリと。上半身をコンパクトにまとめた分、下半身にゆとりをもたせて男っぽくバランスを取った感じでしょうか。
レザーブルゾン13万5000円/エンメティ、Tシャツ6800円/アルモーリュックス(ともにエリオポールメンズ銀座)、シャツ2万8000円/サイ(マスターピースショールーム)、パンツ1万8000円/メイクセンス ラボラトリー(トリプル.アーチ.ワークス)、ブーツ7万4000円/パラブーツ(同・青山店)
昨年までのワイド人気が、今年は太めのテーパードシルエットへと移行。また’90年代に定番人気を誇っていたカーゴパンツも今の気分にジャスト! 足元に派手めのハイテクスニーカーという対比も見所です。そこは着丈の短いGジャンとロングコートも同様。トレンチ自体が元々ミリタリー出自のアイテムであり、さり気なく大人っぽくキマるので、この春はぜひ取り入れてみてはどうでしょう。
トレンチコート12万円/サイ ベーシックス、パンツ3万9000円/サイ(ともにマスターピースショールーム)、Gジャン2万8000円/レミレリーフ(ユナイトナイン)、Tシャツ2万2000円/フィルメランジェ×リディアル(カイタックインターナショナル)、スニーカー3万3000円/アディダス×ホワイトマウンテニアリング(ホワイトマウンテニアリング)
ネイビーで無地のコーチジャケットに、胸プリントのみというシンプルなデザインのパーカを重ねて。さらに色落ちしたスリムレッグのジーンズでストリート要素を入れたら、足元はレトロ系スニーカー。何の変哲もないアメカジスタイルですが、ここは素材の質感で変化をつけたのがポイント。MJらしくと考えた結果、一見普通の格好だけどコダワリが隠されているのが、丁度イイのかなと。
ブルゾン6万9000円/マッキントッシュ(同・青山店)、パーカ2万6000円/ホワイトマウンテニアリング(同)、ジーンズ2万2000円/リディアル(カイタックインターナショナル)、スニーカー2万9000円/ディアドラヘリテージ(DMR Inc.)
Photo: YUHKI YAMAMOTO
Hair&Make: MASAKI TAKAHASHI
Model: PATRICO, BEN
Text: TOMMY