2017.08.31 Thu UPDATE FASHION

クールビズはシャツの“襟”と“素材”で差を付ける! 俺に似合う「クールビズ」の着こなし方。 ~第2回~

クールビズの着こなし方を紹介するこの企画。第2回の今回は、ノータイでも好印象なシャツの襟型と、上品な素材について解説。いまこの時期に役立つ基本事項をチェックしよう。

Photo:HIROAKI KAWATA(Model&Item), YUTA KONO(Item)
Styling:TATSUHITO YONAMINE/Hair&Make:MASAKI TAKAHASHI/Text:KYOKO CHIKAMA

 

ノータイがキレイにまとまるシャツ3タイプ

イタリアンカラー

エレガンスを醸す美しいロールが魅力
別名「ワンピースカラー」とも呼ばれているイタリアンカラーは、前身頃から襟にかけて1枚の布でつながった、台襟がないタイプのこと。第1ボタンを外した時のロールがとりわけ美しく、ノータイでもエレガントな雰囲気を醸し出すことができる。

シャツ1万8000円/バーニーズ ニューヨーク(同・カスタマーセンター)

 

ホリゾンタルカラー

独特な開きが襟元に洗練されたヌケを演出
最近人気のホリゾンタルカラーは、襟羽の開きがほぼ水平な襟型のこと。ノータイはもちろん、タイドアップにも対応する。視覚的にやや小襟に見えるので襟元がすっきり仕上がり、洗練された雰囲気を演出できるのも利点。「カッタウェイ」ともいう。

シャツ6900円/クラウデッドクローゼット(同・越谷レイクタウン店)

 

クレリックカラー

コントラストがスタイリッシュな存在感を生む
襟と台襟を主に白で切り替えたクレリックカラーは、寂しく見えがちなノータイスタイルを印象的かつ小洒落て見せる効果がある。さらに身頃との絶妙なコントラストによって、スタイリッシュなクールビズスタイルへと誘ってくれること必至だ。

シャツ1万5000円/ブラックレーベル・クレストブリッジ(SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

 

 

クールビズに映えるシャツの4大素材

ブロード

ドレスシャツの代表格的な生地
タテ・ヨコともに同じ太さの糸を密に織り上げた生地で、滑らかな肌触りで品のある光沢感を放つ。それでいて耐久性に優れているというのも魅力だ。ちなみに糸が細くなればなるほど柔らかな肌触りになる。

1万3000円/エディフィス(同・渋谷)

 

オックスフォード

柔らかな風合いと心地よさがウリ
比較的厚地で織り目がはっきりしたアメトラを象徴する素材で、主にボタンダウンシャツに用いられる。ソフトで通気性があって丈夫。洗いざらしではなく、ビジネスで着る時はきちんとプレスしたほうがいい。

3900円/トランスコンチネンツ(同・銀座ベルビア店)

 

鹿の子

表情豊かで快適な着心地
ポロシャツに使われる、凹凸のあるニット地のこと。その独特な風合いのおかげで通気性に優れ、さらには涼しさも感じられる。また、伸縮性にも富んでいるので、ストレスフリーの快適な着心地が味わえる。

1990円/ユニクロ(同)

 

シャンブレー

独特な風合いがこなれ感を生む
タテに色糸、ヨコに白糸を使用した平織物のこと。薄手で艶があり、独特な霜降り調の風合いがこなれた印象を与える。オックスフォード同様、ややカジュアルな生地なのできちんとプレスして着るのがオススメ。

3800円/スーツセレクト(同・恵比寿)

 

 


第1回「4つの代表的なクールビズスタイル」編はコチラ>>

 

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