2017.10.16 Mon UPDATE LIFE

収納王子コジマジックがレクチャー!収納マジックBefore・After ~第3回~

収納スペースに乏しいワンルームって実は案外多いもの。特に服や小物の収納には誰もが頭を悩ませているはずだ。そこで今回、収納王子コジマジックに、収納の少ない部屋でもスタイリッシュかつすっきり美しく見せる、とっておきの収納術を伝授してもらった!

Photo : JUN OBI/Supervision : 「SHU-NO OJI」KOJIMAGIC/Model : KENTA ARIME/Cooperation : SATOMI OONO,MIE TANAKA[KSTYLE], KAZUMA OHARA[CREATION](costume)/Styling : EIJI KAWASAKI/Text : MASAKI TAKAHASHI

 

その3 収納のないところに収納を作る!

1台3役の収納家具を超簡単DIYで作ろう!

収納が足りなければ、思い切って収納を作ってしまおう。大胆な発想だが、実現させるのは意外に簡単だ。ただしやみくもに収納スペースを作っても、それが部屋を圧迫する原因にもなりかねない。「カラーBOXを上手に利用し、引き出し収納+ハンガーラック+テレビ台を兼ねた収納家具をDIYしましょう。420㎝幅のカラーBOXを横置きにして天板を乗せるだけで完成です。天板の底部分にハンガーパイプを取り付ければ、服を掛けられるようになります。高さ約90㎝なので椅子に座ってテレビを視聴する高さとしても問題なし。空間の高さも活用した収納スペースができあがりました。DIYで作れば、スペースにフィットしたサイズに仕上げられますよ!」

 

Before


窓際のコーナーに服やバッグを無造作に置いていた。これほどスペースの無駄遣いはない。上部の空間がまったく使われないからだ。そこでこのコーナーにハマる、大きさのある収納家具をDIYしようというのが今回の作戦だ。

After


カラーボックスを横に並べ、ハンガーパイプを取り付けた天板を上にのせただけの超簡単DIYで、引き出し収納+ハンガーラック+テレビ台を兼ねたコンパクトかつ多機能な収納家具のできあがり。吊るした服で隠れてしまう引き出しには、オフシーズンのアイテムなど使用頻度の少ない物を入れる使い方がオススメ。
※テレビは転倒対策済み

 

 

高さを活かした収納家具を作りましょう!

カラーBOXを組み立て、天板を仮置きし、ハンガーパイプの長さを決めたら、市販のパイプカッターでカット。

 


カラーボックスの奥行きは420mm。天板の奥行きは450mm。余った30mm分は部屋の壁側に出すよう計算する。

 


天板を壁側に30mm出すのを考慮してハンガーパイプを取り付ける。服の肩幅を合わせて位置を決める。

 


カラーボックスと天板の接合する強力両面テープは周囲1mm空けて貼る。のりがつぶれて周囲に広がるため。

 


天板がずれないように、この作業は2人で行なうのが理想的。位置が決まったら天板を抑えて貼り付ける。

 

 

レクチャーしてくれたのは、、、

収納王子コジマジック
収納のスペシャリストとして各種メディアで活躍。2014年には「日本収納検定協会」を設立し、片づけを楽しむ検定「収検」をスタートした。フジテレビ『ノンストップ!』(毎週木曜)にレギュラー出演中。http://Shu-Ken.or.jp/

 

 


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