2018.05.09 Wed UPDATE LIFE

お酒がすすむグラスはコレ! 目利きが選ぶ日用品 第14回

日々の暮らしの中ではできるだけ“お気に入り”の上質なものを使いたい。ただ、それを見つけるのはなかなか大変なこと。そこで各ジャンルの目利き17人にリサーチ。大人がぜひ手に取りたいこだわりの逸品がここにある。

Photo : YUICHI SUGITA[POLYVALENT]/Styling : TAKUYA RAITA、YOSHIKI ARAKI[The VOICE]、Text : TETSU TAKASUGA、SATOSHI YAMAZAKI[04]

 

目利きが選ぶ日用品 第3回ーセンスのいいクローゼットアイテムー

 

トータル飲料コンサルタント
友田晶子さんが選ぶ
お酒がすすむグラス

 


Profile

トータル飲料コンサルタント

友田晶子さん

きき酒師やシニアソムリエとして活動する傍ら、「日本のSAKEとWINEを愛する女性の会」の代表理事も務める。最新著書『ツゥになる日本酒教本』、『ツゥになるワイン教本』(ともに秀和システム)が2月中旬に発売。

 

 

Kasane
酒器

日本の古き良き器である組盃を現代の住空間に合うようブラッシュアップ。「何にでも使える器だと思いますが、もちろんお酒とは最高の相性! 漆塗りならではの唇にあてたときの優しい感触も魅力的ですし、経年変化の表情が良いので育てる楽しみもあります。漆器の良さを今一度知ることができる器ですね」 1万5000円/カサネ(山久漆工)

 

Kasane
グラス

「漆器とガラスの融合。美しい照りのある漆器と透明なクリスタルを組み合わせる技術が本当に素晴らしいですね。格調高いワイングラスだと思います」。職人の手によって何度も丁寧に塗り重ねられた漆器を脚部分に使ったハイブリッドなワイングラス。さらに、上品な金蒔絵で縁起柄の波千鳥が描かれている。1万8500円/カサネ(山久漆工)

 

KIMOTO GLASS TOKYO
グラス

「斬新な風貌の切子です。切子というと流行から外れているイメージもあるかもしれませんが、今、新しい感覚の切子グラスがどんどん出ています。このグラスは美麗なモノトーンがお気に入り。どんなお酒も行けちゃいます」。右のグラスは柾目、左は玉市松がモチーフに。右:2万円、左:3万5000円/ともにキモト グラス トウキョウ(木本硝子)

 

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