腕時計が小物の主役になる夏がいよいよやってくる。薄着になるこの季節は時計ひとつでコーデの印象が激変するもの。〈ディーゼル ウォッチ〉の新作から、アクセント効果抜群のモデルを探ってみた。
時計一本で、なぜコーデがよりカッコよくなるのか?
夏が近づき薄着となるこれからの季節、コーデのポイントになるのが小物。羽織ものやレイヤードで個性を主張できず、アクセサリー次第でコーデの良し悪しが決まってしまうためだ。というわけでアクセント効果の高い腕時計は夏コーデの最重要アイテム。夏のコーデを格上げする腕時計を多くラインナップするのが〈ディーゼル ウォッチ〉だ。この夏、ポイントとなるのが「シリコン」「レザー」「カラー」。例えばシリコンケース&ストラップならスポーティな印象を醸し出せるし、レザーストラップなら上品にも男らしくもなる。もちろんカラーも重要。この夏〈ディーゼル ウォッチ〉が押し出すグラデーションカラーは、コーデに確かなこなれ感を与えてくれるはずだ。早速、ポイントごとに注目の新作をチェックしていこう。
ラギッドなデニムシャツも、シリコン素材でたちまちスポーティに。腕馴染みも良く、汗にも強いのも魅力。デニムシャツ2万8000円、ロングTシャツ9800円、パンツ2万1000円、キャップ6800円/すべてディーゼル
夏は一年でもっともアクティブな季節。となれば、コーデにスポーティな要素を注入したい。〈ディーゼル ウォッチ〉のシリコンモデルは、そんな味付けにうってつけなアイテム。上の写真のように土臭くなりがちなデニムシャツさえ、シリコンの軽快さによってアクティブな印象になるし、Tシャツ一枚のコーデならより一層スポーティに着こなすことが可能になるのだ。
〈ディーゼル〉のウォッチの中でも絶大な人気を誇る「アームバー」シリーズに夏らしい新作が登場。ケースとストラップにシリコンを採用し、スポーティかつクリーンな世界観を表現した。ケースとストラップが一体になったフォルムや、インデックスの蛍光カラーは、これからの季節にぴったりなアクティブなもの。スマホと連動し、通知やアクティビティトラッキングなどさまざまな機能が拡張できる「HYBRID」仕様で、2万5000円を切るプライスも大きな魅力。
こちらも「アームバー」の新作。ブラックシリコンとゴールドを組み合わせ、スポーティさに加えゴージャスなテイストを追加。この夏も継続するストリートトレンドにもジャストフィットすること間違いなしだ。ケースサイドがえぐられた「アームバー」の立体的なデザインは、このシリコンモデルでも健在で、腕元のアクセント効果は抜群。スマホ連動の「HYBRID」モデルなので、ファッション性のみならず機能性も高い。
腕時計とウエアでグリーンとブルーのグラーデーションを構成。同色にまとめたり、逆に反対色を挿したりと、腕時計の「色」で、ファッションに多彩な愉しみが生まれる。ニット1万9800円、ジーンズ2万9000円/全てディーゼル
夏コーデで重要となる挿し色。数ある小物のうち、いつも身に着けている腕時計で色を挿すのがファッション上級者のやり方。ウエアだと躊躇してしまうような色も、腕時計で取り入れやすい。この夏〈ディーゼル ウォッチ〉はグラデーションカラーをフィーチャー。レトロなテイストでこなれた印象を醸し出すことが可能だ。さらにインパクト抜群のゴールドモデルやワントーンカラーもラインナップ。〈ディーゼル〉なら色で差を付けることが可能だ。
味わい深いフェードカラーをグラデーションで表現した「MS9」の新シリーズ。サンレイ仕上げのため、見る角度によって多彩に変化する色合いも楽しめる。GI Glassからインスパイアされた3時位置のカット加工も非常にキャッチィだ。ストラップはスポーティなシリコンで、なんと文字盤カラーと合わせたステッチ入り。こだわりのディテールワークを随所に散りばめながら、トータルではシンプルに仕上げているため、どんなコーデにも合う万能な一本。
メタリック文字盤上に表現されたグレーの硬派なグラデーションカラーが夏コーデにポイントをもたらす「MS9」。風防9時位置のカット加工のほか、12時位置と6時位置のインダイヤルにも立体造形を施すなど、〈ディーゼル ウォッチ〉らしい高感度なデザインが魅力。各要素が主張しすぎることなく融合しすっきりまとまっているため、どんな装いにも合わせやすい。ステッチ入りのシリコンストラップも汗に強く、これからの季節に心強い仕様だ。
オレンジの色鮮やかなグラデーションが目を引く「ラスプ」の新作。オレンジは難易度の高いカラーだが、フェード感ある色味なので、悪目立ちすることなく着けこなせる。9時位置には特大アラビアインデックスを配置、リューズと合わせた男らしいギョシェもあしらい、装いのアクセントとなるポイントもしっかり封入、夏コーデを格上げするのに最適なデザイン性が魅力だ。ブラックシリコンストラップに施されたオレンジステッチもニクい演出。
ケース、ストラップ、インデックスや針にゴールドを採用した「MS9」の新作。落ち着きのあるゴールドカラーで、文字盤をブラックで引き締めているため、インパクトを感じさせながらも悪目立ちは皆無。ケース3時位置では男らしい立体的なフォルムを採用した一方、文字盤では優しげな曲線を織り交ぜ、バランス感のあるトータルデザインを構築。豊かなファッション性を備え、着けこなしやすいモデルに仕上がっている。
カラーアクセントを愉しむためには、何もヴィヴィッドなカラーを選ぶ必要はない。クールなグレーのワントーンカラーをまとった「MS9」は、武骨なクロノグラフながら、知的で端正な印象を与えてくれるアイテムだ。クリーンなコーデにシックなニュアンスを加えるものよし、ラギッドなスタイルには持ち前の硬派さをアピールしてもよしと、夏コーデの強い味方となってくれること間違いなしだ。
時計を腕に装着したとき、見た目で大きな面積を占めるのがストラップだ。そんなストラップの中で、もっとも表情が豊かに変化するのがレザー。レザーの仕上げやカラー、ステッチワークによって、男らしくも上品にもなる。つまりレザーストラップは、なりたい自分を演出するのにもっとも適しているのだ。〈ディーゼル ウォッチ〉の新作から、アクセに最適なレザーストラップモデルを見ていこう。
シルバーケースにブラックフェイス、そして仕上げはレザーストラップと、清潔感にあふれ品行方正な時計のお手本のような「MS9」が新登場。秒針に赤の挿し色、3時位置の風防には「MS9」の特徴となるカット加工を施してさり気なく個性をアピール、スーツスタイルにもカジュアルスタイルにもハマる、実用性抜群のオンオフ時計だ。バーインデックスとアラビアインデックスをダブル備え、視認性も抜群、時計としての機能性にも注目したい。
グレーケースと深いネイビーのレザーストラップを採用した上品なモデルが「アームバー」から登場。シボ感のある清楚なレザーストラップを、落ち着きのあるマットケースと合わせ、洗練された都会的なルックスを生み出した。ストラップのネイビーとシンクロさせたロゴと秒針がホワイトダイヤルに映え、清涼感も唯一無二。さらに3時位置のバーにはサテン仕上げが施され、高級感を演出するのにも一役買っている。
アシンメトリーなケースフォルムが特徴の「オーバーフロー」。ガンメタのケース、ビス留めや武骨なリューズなど、ハードなそのルックスにトドメをさすのが、ステッチワークが施されたヘヴィなレザーストラップだ。時計一本で男らしさをアピールでき、まさにアクセント小物としてもこの上ない出来栄え。風防に偏光ガラスを採用することにより、日の当たり方で表情を変えるギミックなど、〈ディーゼル ウォッチ〉らしい遊び心も見逃せない。
Photo:HIDEYUKI SETA(MODEL)
Stylimg:NAOYA KANAI
Hair&Make:MICHINORI KIKUCHI
Model:PATRICIO