日差し対策はもとより、夏の装いを彩る小物としてこの時期マストなのがサングラス。しかし星の数ほどあるブランドやタイプの中からどれを選んでいいか分からない…という人のためのサングラス・ミシュラン企画。スタイリストやファッションライター、プレスなどおしゃれ業界人20人の投票によって今、買うべきアイテムの部門別BEST5を決定!まずは日本人の顔にもっとも似合うといわれる「ウェリントン」の5本をご紹介。
時計のプロ6人に訊いた!【予算10万円でどんな時計を選びますか?】前編
シンプルで美しいシェイプと、シックな雰囲気を放つホーン柄の取り合わせは、MJ世代にこそジャスト。リムとテンプルの表面に露出した丁番のネジが、ビジュアル的なアクセントとなっている。5万2000円/ディータ(同・青山本店)
選者の声
「クラシカルなムードを感じさせるので、ハワイアンシャツやリネンシャツとの合わせで大人っぽく」(ライター 國領麿人さん)
「大人っぽさを狙うなら、べっ甲柄やホーン柄などの柄モノが◎。これなんてまさにその正解例ですね!」(スタイリスト 川崎英治さん)
スクエア要素が加わることで機能的かつシャープなシルエットを描く一本。テンプル裏のイエローと抜群のフィット感は、アクティブシーンでの着用も増えていく春夏シーズンにイチオシと人気。1万7000円/アイヴォル(アイヴァン PR)
選者の声
「見ての通り、スポーティなラバーインナーフレームを採用しているので、掛け心地に関しては抜群です」(スタイリスト 与那嶺龍士さん)
「軽快なカラーリングとデザインは今旬のストリートMIXにもぴったりハマると思います」(ライター/エディター菊地 亮さん)
職人の手により磨き上げられた流麗なフォルムに、ここの特徴であるテンプル先の色遊びが効いてい
る。柄物フレームでありながら主張し過ぎないバランス感覚によって、見事3位入賞を果たした。2万
4000円/ブラン(同)
選者の声
「テンプル先にちょっとした遊び心が感じられる点が、大人にはちょうど良し。2本目に選ぶならコレ」(MJ編集部 岡田 太)
「いくらサングラスといえども、やりすぎはトゥーマッチ。これならTシャツに合わせても自然ですよね」(ヘアメイク 菊池倫徳さん)
定番のウェリントン型に対して、表はブラックで裏はべっ甲柄という気の利いた仕様による意外性が買われて2位に。イタリアンアセテートを用いたフレーム&テンプルが漂わす高級感は大人にこそ最適。1万2800円/コモノ(同・東京)
選者の声
「フレームの薄さとテンプルの細さ、その全体のバランス感がイイですね。レンズカラーの薄さも好み」(スタイリスト 高塩崇宏さん)
「正面から見るとブラックのフレームだけど、角度を変えるとやりすぎていないべっ甲柄がお洒落です」(ユナイト ナイン プレス 大桃祥弘さん)
落ち着きのあるマットブラウンのクリアフレームが妙に新鮮。さらにフレームの絶妙な厚みも相まって、顔周りに存在感を発揮してくれるという声が多数挙がった。3万9000円/OG×オリバー・ゴールドスミス(コンティニュエ)
選者の声
「マットのフレームは軽快感があるので、夏のワントーンコーデでも重くなり過ぎなくて良いと思います」(フリーランスPR 白井教政さん)
「クール×爽快のバランスが絶妙。マットなフレームがこなれ感を放ち、ブルーレンズも新鮮に映りますね」(ライター/エディター 平 格彦さん)
合わせやすさの点でいえばウェリントンが一番! さらにOGなら信頼性も高いので、オススメです!(スタイリスト 川崎英治さん)
やや太目のフレームがほどよいボリューム感で日本人の薄い顔立ちにメリハリをもたらしてくれる。薄めのブルーのレンズもトレンド感を醸し出している。
【採点方法】
ファッション業界の識者20人にアンケートにて回答をしてもらった。各部門ごとに多数あつめたサングラスの中から、各人が1~5位までのアイテムを選び、順位付けし、1位=5point、2位=4point、3位=3point、4位=2point、5位=1pointとpointに変換、その合計数を得票数として表示している。
【投票者】
PR/プレス:白井教政、大桃祥弘、スタイリスト:尾後啓太、金井尚也、川崎英治、高塩崇宏、深澤勇太、来田拓也、与那嶺龍士、カメラマン/木嶋光雄、ライター/エディター:菊地 亮、国領麿人、平 格彦、TOMMY、名知正登、廣田俊介、ヘアメイク:菊池倫徳、速水昭仁、MJ編集部:岡田 太、増子剛史(以上、敬称略。)