世界中を熱狂の渦に巻き込んだFIFAワールドカップロシア。あれから３ヶ月、森保一新監督を迎えて新体制をスタートさせたサムライブルーことサッカー日本代表。サッカー選手といえば、常に話題に登るのが激しいプレーをしても崩れない選手の髪型だ。そこで、本誌で活躍中のヘアメイクに読者が実践できそうな髪型を日本代表選手からピックアップしてもらい、セットが崩れないテクニックを伝授してもらった。ぜひ、次にトライするヘアスタイルの参考にして欲しい。

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レクチャーしてくれたのはこの人
ヘアメイク　松森あず沙さん

都内サロンに勤務後、フリーランスとして活動開始。本誌でも活躍中の人気ヘアメイク。趣味はカラオケで90年代の曲を歌うこと

Instagram @azusa_matsumori

堂安律風
コームオーバーヘア

世界が認めた才能を持つサッカー日本代表の未来を背負う男

先日の世界ランク５位の強豪・ウルグアイとの試合でも、日本のサッカー界の未来に期待を膨らませる活躍をみせ、世界のサッカー界からも注目を集めるサッカー日本代表・堂安律。ワールドクラスの屈強なアタッカー相手に何度競り合っても崩れない堂安選手のバーバー風スタイルは、プレーとともに世界中にインパクトを与えた。タイトかつハードな仕上がりと色気を感じさせるウェットなツヤ感が魅力のこのスタイルは、日本においても根強い支持を集める人気のヘアでもある。

プロセス１／ドライヤーとブラシでざっくりと分ける

まず全体を霧吹きなどでウェットな状態にしたら、ドライヤーで乾かしながらブラシで分け目を作る。ネオ七三ヘアと呼ばれるように、７：３が王道だが、自分が一番バランスが良いと思う位置でOK。

プロセス２／前髪の立ち上がりをクセづけする

ウェイトの重い方のサイドの分け目の根元をブラシでかき上げ、ドライヤーの熱を当てて立ち上がりをクセづけ。髪は熱が冷めた時に形がホールドされるので、それまでキープしておくのがマスト。

プロセス３／コームの柄を使って分け目のラインを揃える

分け目のラインを整える。バーバー風のスタイルで分け目がくっきり出ている人は、剃ってラインを作っているケースがほとんどだが、コームの柄を使って整えるだけでもきれいなラインが出る。

プロセス４／グリースを全体にしっかりとなじませる

グリースを髪全体になじませる。髪が多い人は霧吹きなので水分を足すとセットがしやすくなる。次のプロセスでコームを使って分けていくので、全体に行き渡るようにしっかりともみ込んでOK。

プロセス５／コームでタイトになでつける

コームでタイトに押さえながら毛流れを作っていく。前髪は根元のボリュームを損なわないように、根元から起こすようにして毛先にいくにつれてリバース方向に流すときれいなフォルムに仕上がる。

プロセス６／コームでディテールをまとめたらでき上がり

えり足の量感を抑えたり、もみあげのおくれ毛などを耳にかけたりしてディテール調整。よりタイトな仕上がりに着地させたら完成だ。仕上げにハードスプレーを使うとより強固にホールドされる。

ヤナギヤ　
ヘアグリース　＜エクストラハード＞

ガチッと固めすぎずにつややかな質感に仕上げることができる一品。タイトなセット力とツヤ感が持ち味のエクストラハードタイプで、決めたヘアスタイルが一日中しっかりとキープすることが可能。

株式会社柳屋本店 お客様相談室
☎︎03-3808-2654
https://www.yanagiya-cosme.co.jp/

EX
メンズドライスプレー　＜エクストラハードタイプ＞

よりハードに髪型をホールドするならスプレーがマスト。速乾性の際立つセット力で素早く固めるので、どんな髪質でも一日中しっかりとキープ。紫外線カット成分を配合し、髪をダメージからも守る。

株式会社柳屋本店 お客様相談室
☎︎03-3808-2654
https://www.yanagiya-cosme.co.jp/