今季アウターの中から”アウトドア・レザー・ミリタリー”の3カテゴリーをピックアップ。MJ読者諸君が今手に入れるべき1着を導き出す。ここでは、各カテゴリーの中から15の人気ブランドを厳選。 各々が推しているアウターとともに、今季の傾向をご覧いただこう。
今年の人気アウターベスト10を発表!おしゃれ業界人にアンケート
アウトドア・レザー・ミリタリー、おしゃれのプロが狙う3大アウター
この冬、プロのファッションライター・スタイリストが欲しがる秀逸アウター6選!
野外着用のために追求された機能性は、都会のコンクリートジャングルにおいても有効。また最近では、各ブランドが定番・名作のアップデートモデルをリリースしており、往年のファンから新規のユーザーまで支持を集めている。
アウターとインナージャケットを着脱可能とした名作「バガブー」。海外の人気ブランドとのコラボが話題になり人気再燃。2万4000円/コロンビア(同・スポーツウェアジャパン)
同ブランドの傑作「デナリジャケット」。防水透湿性に優れた3レイヤー構造を採用し、機能中綿“プリマロフト”を封入。3WAYで使用可能だ。6万8000円/ワイルドシングス(インス)
チェコ発の同ブランドの定番「アタックジャケット」に新色レッドが登場。ゴアテックス®の最軽量素材“アクティブ”を採用。5万7000円/ティラック(バーリオ)
優れた保温性のリサイクル中綿“フェザーレス”を採用することによって、大人のタウンユーズにもピッタリのコンパクト設計。3万円/マーモット(デサントジャパンお客様相談室)
アナログが起こすデジタルノイズをテーマに、ヤマイリュウスケ氏が制作したアートワークをプリントしたダウンベスト。サイドにはジップを配備。2万8000円/スノーピーク(同)
ミリタリーの今季傾向といえば、ロング丈とショート丈の2分化。前者はトレンチやN-3B、後者ならMA-1を選べば間違いない。あとはラギッドな雰囲気を継承しながらも、タウンユースができるモダンなモノを選べばOKだ。
極寒冷地用に誕生したN-3Bジャケットをモチーフに、ダウンジャケットへとアレンジ。ディテールをマットな色合いで統一し、タフな顔立ちに。6万8000円(ユナイト ナイン)
オーバーシルエットが今年らしいトレンチコート。裾や胸、背面のフラップを切りっぱなしで処理して、絶妙なヌケ感を演出するなど、こだわりが光る。12万円(パーキング)
ボア裏地で防寒性を高めたB-15ジャケットは、武骨さを持ち合わせながらもミニマルな顔立ち。腕にポケットをあしらい、ボア襟は取りはずし可能。6万8000円(ファクトムプレスルーム)
モッズコートもモノトーンなら違った印象に。胸のパッチなどディテールも同色で染め上げることで、男らしくクールな印象が強まっている。9万8000円
M-47フィールドジャケットからインスパイア。コットンにリネンを混紡することで表情豊かに。ワイドなシルエットも相まってラフに着まわせる1着。3万9000円(サージュデクレ)
男の勝負服として1枚は備えておきたいレザー。今季はシングル/ダブルともにライダースタイプが好調だ。セレクト時に気を付けるべきは着心地。柔らかくて肌なじみの良いモノを選べば、買ってすぐに着て楽しむことができる。
中綿に保温性の高いサーモライトを使用。柔らかな質感のシープレザーで、アメリカ型とイギリス型の特徴をミックスしたデザインも新鮮だ。4万9000円(マージン プレスルーム)
上質なカウレザーが光沢を放つダブルライダース。スタンドカラーで首元はすっきり見せながら、ミニマルな表情の中にも強さを感じさせる。12万円(ラッド ミュージシャン 原宿)
ワッシャー加工によりシワ感を加えたカウレザーは、柔らかく、独特のハリ感と光沢で着こなしをハイエンドな印象へと導く。ファッション性の高い1着だ。9万2000円(シシ)
エルクレザーとシープレザーをパーツで使い分けて生まれた、柔らかなシワ感も豊かな表情。裏地にはキャッチィなテキスタイルで遊び心を。13万円(スタジオ ファブワーク)
品の良さとラギッドさが程よく混在したスウェード素材のダブルライダース。肩部分にプリーツを施すことで、タイトでも窮屈さは感じさせない。12万5000円(ラウンジリザード)