全国各地でスナップを敢行。総勢500人にもおよぶおしゃれメンたちのなかから、メンズジョーカーが選び抜いた、センスとトレンドにあふれるベストスタイリングな人たちをピックアップ。
コート×ベスト×ジャケット重厚感のある重ね着
「こだわりは首元からチラ見せしたボルドー」細かいところまで気を使ったレイヤードがお見事。ジャケットの上にベストという異色の重ね方も個性を感じさせる。見るからに肉厚で上質なメルトンコートやコードバンの革靴などからクラス感がにじみ出る。グレー、ネイビー、ブラックと無彩色で統一しつつも退屈さを感じさせないコーデだ。
コート/キャプテン サンシャイン、ベスト/ティーエスエス、ジャケット、パンツ/ともにビームス プラス、シューズ/オールデン
CHECK!
美しい光沢を放つレザーシューズはご存知オールデンのコードバン。派手さはないが革靴ならではのオーエンティックな魅力が伝わる。
ほっこりオレンジが冬の街で映える
温かみのある色使いにセンスを感じるカラーコーデ。本人曰く「ローテクな素材感でまとめました」という通り、コットンギャバ、ニット、コーデュロイなどの天然素材からもほっこりした秋冬の雰囲気がにじみ出ている。ニットとバッグ、スニーカーで抜いた「白」が爽快な雰囲気でカントリー調なルックを街映えさせることに成功。
コート、ベスト/ともにサウス ツー ウエスト エイト、ニット/バトナー、コーデュロイパンツ/フランネル、スニーカー/コンバース、バッグ/テンベア、ニットキャップ/キャプテン サンシャ
CHECK!
オールスターはハイカット。ワンクッションさせたワイドフィットのコーデュロイパンツにコンバースは鉄板のコンビだ。
ダイナミックなアウターonアウター
古着のアノラックパーカに、モダンにアレンジされたダッフルコートをオン。新旧混合させたレイヤードが面白い。ブラックで重厚に見せつつも、足元で思いっきり効かせた赤がスパイスとして効果的で、全体として小気味の良いコーディネイトに仕上っている。ちなみに身長164㎝をまったく感じさせないのもコーディネイト術の妙だ。
ダッフルコート、ウールパンツ/ともにセモー、アノラックパーカ/古着、スニーカー/コンバース、バッグ、キャップ/ともにエンダースキーマ
CHECK!
右ページと同じくオールスターにトラウザーの組み合わせ。コンバースは1ポイントで色を効かせたいときに重宝するスニーカーだ。
程よく力の抜けたサーフカジュアル
何てことのないシンプルなコーデも雰囲気たっぷりに見せてしまうのは、キャラの持ち味もあるが「海を感じさせる色使い」にこだわりあり。色褪せたデニムにリンクさせたサーマルの淡いピンクがキレイだ。はき込んで身体に馴染んだリーバイス501など愛着のある服だからなせる、肩肘張らない無造作なスタイリングはぜひ見習いたい。
ダッフルコート、サーマル/ともにRHC、ジーンズ/古着のリーバイス、スニーカー/ヴァンズ、時計/G-SHOCK
CHECK!
アクセアリー使いもステディなものをシンプルに。華美さはないが、よく馴染んだ雰囲気がグッド。
野暮ったく見せないダウンコーデのお手本
もっさり見えがちなダウンの難点を回避し、スタイリッシュに着こなした要因は、ライトグレーと白のクリーンなレイヤードにあり。ジャストサイズではいたブラウンのパンツとキレイな2トーンを描き、小ざっぱりした印象に仕上げた。スニーカーの市松模様でアクセントを入れ、何気なく持ったグローブも小粋な1ポイントになっている。
ダウンジャケット/ダントン、ニット、ニットキャップ/ともにグロスター、クライミングパンツ/ロキシー×グロスター、スニーカー/ヴァンズ、メガネ/オリバーピープルズ、グローブ/ハリスツイード
CHECK!
ハリスツイードのグローブは温もりを感じさせる防寒アイテム。寒い日はさっと取り出して、使いこなしたい。