2017.02.10 Fri UPDATE FASHION

俳優 高杉真宙が語る SPECIAL INTERVIEW 「チョコレートと漫画と乗馬と素顔」

 

話題の人気俳優 高杉真宙にインタビュー!  独占写メも大公開!
「チョコレートと漫画と乗馬と素顔」

「もう(チョコレートを)もらえる可能性は0に近いと思って諦めます…」

2014年、中島哲也監督の『渇き。』の不良役で鮮烈な印象を残し、かと思えば第36回ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞を受賞した主演映画『ぼんとリンちゃん』ではごく自然にオタク少年になっていた高杉真宙。二面性のある複雑な青年を演じた『仮面ライダー鎧武』で知名度を上げた彼は、昨年、連続ドラマ2本(ゲスト出演除く)、舞台1本、声の仕事など多くの作品に取り組みながら、その裏で今年、2017年に公開される6本もの映画を撮影していた。そして今月、イタリアのファッションブランド・POLICEのイメージキャラクターにも起用され、ワイルドさやセクシーさを秘めた大人の魅力も表現し始めている。そんな彼の、2017年現在のファッション観やオフの日の過ごし方、そして迫るバレンタインデーの思い出を聞いた。また、今回、Men’s JOKERのために特別に撮影してもらった、ここでしか見られない写メも独占公開!

「僕の大人のイメージは、ロングコートに、新聞やコーヒーが似合う人。そんな大人は素敵だなと憧れます」
そう語る高杉真宙は現在20歳。余裕のあるイタリアの伊達男みたいなファッションに憧れるが「まだ自分に何が似合うのか分かっていない」ので、模索中だという。
「基本はシャツや革靴で、シンプルでまとまりよく着たいですねー。タックインもあんまりしないから、今年はあんまりしたことないようなことに挑戦したいなって。基本はシンプルが好きなんですが、ちょっと違う、こういう(黒地に孔雀色のような)シャツとか…。柄もつけてみたいな、難しそうだなって思いながら」
と言いつつ、シャツのボタンは一番上まで締めたい派。毎年必ず買い直すのはマフラーくらい。バレンタインに女の子に着て欲しいファッションを聞いても「寒いから、暖かい格好をしてきてほしいです」と至って実直。デビューが早かったこともあってか、バレンタインデーの思い出も、イタリアにはまだ程遠い。
「いくつもらえるか、小学生の頃はやっぱりソワソワしてました! もらったけどちょっと恥ずかしくて母親に言いづらかったり…(笑)。そのドキドキ感がいいですよね。学校があるならやっぱり当日は学校に行きたいです」
しかし「学校も仕事もなかった場合、もうもらえる可能性は0に近いと思って諦めます…」とガツガツ感もゼロ。
「そうですねー、もらうためにどうしたらいいのかも分からずと言いますか。すみません、普段は漫画とゲームばっかりしています」
そう笑う彼に、試しに最近の注目作を聞くと、「今ちょっと熱いのは『乙嫁語り』ですね。森薫先生の作品は話も好きなんですけど、絵の描き込みもめちゃくちゃきれいでほんと素晴らしいから、絵画だなって思いながら観ています。昨年12月に最新刊が発売されたから、あらためて読み返してみたらやっぱり面白いな~って。他にも森薫先生の『シャーリー』や、夏にアニメ化される竹内友先生の『ボールルームへようこそ』も大好きですね。漫画って結局静止絵なのに『ボールルーム~』は流れるように踊る姿が見えるし音楽が聴こえてきて…絵に感情が乗っているというか、意味もなく泣けてくる感じがしてすごい好きな少年漫画です」と淀みない。
いわゆる生粋のインドア派。昨年の「ポケモンGO!」ブームでようやく天気に左右されず外に出るようになったと言っていたが、最近はアウトドアな趣味も持ち始めたそう。
「WOWOWの連続ドラマ『カッコウの卵は誰のもの』でやった人生初のクロスカントリーが面白かったので、個人的にもいろいろやってみたいな~と思って。今度、友達とスキーに行くんです」
それは企画・計画もしたのかと尋ねると、高杉は静かに首を振った。
「だからどこに行くのかも全然分かってないんです、やばいですよね(笑)。いつも乗っかってます、お友達に」
ウィンタースポーツには怪我がつきものだが、代わりのいない役者としての対策は?
「『カッコウ~』のときにさんざんコケてますから。あのとき以上にコケて怪我するのなかなか…。でもちょっと自分を過信するというか、『やればできる』と思って無謀な挑戦をする節があるから気をつけようと思います」
ここでスタッフから「ほんと一人でバーって行っちゃうから心配だった」と当時の苦言を呈されると「でも、だから乗馬もできてるとこありますよ! クロスカントリーもです」と反論する高杉。そう、彼は今、雑誌の連載をきっかけに乗馬にもハマっている。
「乗馬は、何か普通のスポーツと違って生き物と一緒にやっているので、その子の状態だったりとか機嫌だったりとか、何に気が行ってるかっていうのを考えながらやるっていうのがすごく難しいですけど、そこが多分一番面白いところですね。その分その子と合ったときは、何かテンションが上がるというか、ノッてる感じがするんですよ」
映画やドラマの撮影で馬に乗るときはいつも同じ馬に乗れるわけではないので、今も敢えて「同じ子」には決めず、毎回いろんな出会いを繰り返す。スタッフによると、最近は「馬に愛されるように、自分で黒砂糖を買って馬にあげるって技を身につけました」とか。
「身につけたっていうか、一番最初に習ったんです(笑)。でも、それでなついてくれるわけじゃないんですよね、全然。難しいけど本当に面白いです」
先日行われた映画『PとJK』の舞台挨拶でも、「キャスト全員人見知りで、最初は全然会話がなかった」と話題になっていたが、「馬とは心を通わせられるように?」と尋ねると、「ふははは! 人間じゃなくて(笑)」と、ふにゃ笑い。では、人と馬、どっちが難しい?
「(しばし悩んで)どっちもどっちっすね、わりと…。ふふふ。結構難しいっす」

写真:Haraji Tatsuhiro/文:坂戸希和美

 

高杉真宙の
ここでしか見られない”写メ”も大公開!

 

ブルボンCM「ズルイよ!甘杉くん」の
MJ独占!オフィシャルショットがこちら!

 

ブルボンWeb動画「ズルイよ!甘杉くん」がYOUTUBEで公開中!
○部活篇
https://youtu.be/ub5muf7fnB8
○屋上篇
https://youtu.be/QLZAPxYlwDI
○チラ見篇
https://youtu.be/BViiEjkatoo
○休み時間篇
https://youtu.be/yGH_hgwLeJw
○保健室篇
https://youtu.be/vKrpFSFaN2g
○数学の授業篇
https://youtu.be/c0GDO3fLVhA
○黒板掃除篇
https://youtu.be/7uJi9RsfsfY
○遅刻篇
https://youtu.be/i–U4pPMchk

 

PROFILE 高杉真宙(たかすぎ・まひろ)
1996年7月4日生まれ。福岡県出身。12年に「カルテット!」で映画初主演を務める。「ぼんとリンちゃん」では第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。ドラマ「35歳の高校生」「仮面ライダー鎧武/ガイム」「表参道高校合唱部!」など数々の話題作に出演。「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~」では昼ドラ男性最年少主演。また舞台では「TRUMP」「闇狩人」に主演など、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍。2017年は映画「PとJK」「Relife リライフ」「想影」「逆光の頃」「トリガール!」「散歩する侵略者」など、メインキャスト出演作や主演作が公開待機中。

 

 

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