日々の生活のなかで活躍する、ちょっと良いもの。好きな服を身につけるのと同じぐらい、日用品もにも気を配りたい。今まで気にしていなかったものに目を向けるようになれば、もっと気持ちよく暮らせるようになるはずだ。
マーカ デザイナー
石川俊介さん
コーヒーショップを運営していた時からの愛用品
前にウチで扱っていた〈エコパーク・ポッタリー〉というところのマグカップで、ポストモダン風のデザインが気に入っています。豆は〈ホノローステリア〉が焙煎したパナマ種でコーヒショップを経営していた頃からのお気に入りです。
アウンPR 代表
名村恒毅さん
コーヒー豆もカップも安心感あるブランドを
〈スノーピーク〉と言えばアウドドアのイメージだと思いますが、あえて部屋のなかで使っています。豆は色々試して飲んだ結果、ラテアートのチャンピオンでもある〈ヒロシ・サワダ〉のコーヒー豆に落ち着きましたね。
モデル
パトリシオさん
思わず笑みがこぼれるポップなグラフィック
〈TK×ナイジェルグラフ〉のマグカップはスタンダードなアメリカンマグに可愛らしいグラフィックが特徴。エスプレッソ用の高品質な豆はまだ日本では珍しいんですが〈イキ エスプレッソ〉のオールプレスは、自信を持っておすすめできます。
ジャーナル スタンダード プレス
久世直輝さん
タフなカップとラフな豆男らしい武骨な組み合わせ
〈ジーエスアイ〉のホーローカップはホーローも分厚く、丈夫で普段使いにぴったりなんです。ブルックリン発のコーヒーショップ〈ゴリラコーヒー〉のコロンビア種はその名の通り、ガツンと来る味わいで、目が覚める男らしい味です。
2829円/ゴリラコーヒー(同・渋谷店)
1600円/GSI×デウス エクス マキナ(ジャーナルスタンダード 渋谷店)
ビームス プレス
安武俊宏さん
現代生活にも映える伝統的な窯元の作品
大分県の〈小鹿田焼〉のマグカップは歴史ある伝統的な窯ですが、モダンな家具にもマッチするし、気兼ねなく使うことができます。普段飲んでいるのは〈猿田彦コーヒー〉のジャパンブレンド。甘味と酸味が特徴的ですっきりとした味わいです。
3200円(ビームス ジャパン)
ジョン メイソン スミス デザイナー
吉田雄二さん
ここ数年のあいだで人気上昇中のマグカップ
MoMAにも収蔵されているサンフランシスコの陶器ブランド〈ヒースセラミック〉のマグカップを使用しています。落ち着いた色合いとしっとりとした質感が特徴です。豆は〈フグレン〉のラヨ ティラガ エチオピアがおすすめでしょうか。
1780円(フグレン)
5500円/ヒースセラミックス(プレイマウンテン)
スタイリスト
高塩崇宏さん
東京で手に入れた地元の豆とカップ
〈ビームスジャパン〉で購入した地元・栃木にある濱田窯の益子焼カップで、くだけた雰囲気の絵付けも気に入っています。普段飲んでいる豆も同じく栃木の〈ショウゾウカフェ〉のフレンチロースト。最近は青山でも手に入ります。
2800円(ビームス ジャパン)
スタジオ ファブワーク 代表
水澗 航さん
日本人作家が作るモダンなマグカップ
最近、日本の作家の焼き物が好きになってきて、これは郡司庸久さんという益子の作家物を愛用中です。ほどよい大きさで洋風のものと合わせても似合います。豆は堀口珈琲の#7を愛飲中で、近所にお店があるので、手に入れやすいのが嬉しい。
Photo:YUICHI SUGITA[POLYVALENT],YUTA KONO/Styling:YUTA FUKASAWA/Text:SHUNNSUKE HIROTA
「ブルーブルー」グループ サブマネージャー
鎮守俊充さん
葉山在住らしいリラックスした組み合わせ
地元の材料で作られる、カンボジアの〈コンポンチュナン焼〉のマグカップは温かみのある物づくりで気に入っています。地元ですぐ買いに行けるということもあり、葉山の〈ファイブビーンズ〉の豆を普段から飲んでいますね。
5400円/コンポンチュナン 焼き(ジャーニー)