いまや世界的ブランドとなったカシオのG-SHOCK。誕生から35週年を迎えたそのヒストリーに迫る後編。94年のELバックライトの開発から最近の最新テクノロジーを追っていこう。
G-SHOCK(ジーショック)は時計界の革命児だった! 名作ヒストリー【’83-’93年編】
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暗闇で鮮やかに発光するELバックライトを初搭載した「FOX FIRE(フォックスファイアー)」。今ではG-SHOCKの定番機能として広く知られる。
“G”が浮かび上がるなど、多数のライトデザインが生まれた。最新機ではLEDのイルミネーター式も登場。
蛍光灯のわずかな光で発電するソーラーパネルを初装備した、通称「レイズマン」。大容量の二次電池との組み合わせでタフソーラーが完成した。
標準電波に対応し、自動的に時刻を修正してくれる初のGSHOCK。ケース左の出っ張りでわかるように、この頃はまだアンテナが大きかった。
消費電力の少ないBluetoothを使用してスマホと繋ぐことで、時刻自動修正や着信メールをG-SHOCKが知らせるなど、利便性の高い機能が実現した。
Bluetooth Low Energy対応のスマートフォンと繋がるとマークが表示。ボタン操作でスマホの探索もできた。
マルチバンド6に加えてGPSを使った時刻修正機能を搭載。最新モデルではBluetoothも併用したコネクテッドエンジン3-wayを実用化している。
GPSと電波機能を備える精密モジュールを衝撃・遠心重力・振動から守るため、トリプルGレジストを開発。
2回に渡りG-SHOCKの歴史を振り返ってみました。いかがだったでしょうか。35周年に相応しい記念モデルが続々登場しているGから今年は目が離せそうもありません。