2019.02.07 Thu UPDATE FASHION

プロのスタイリストが魅せる!おしゃれ感度の高い私服着まわし【スタイリスト高塩崇宏さん】

着用アイテムが多い冬場は組み合わせのテクニックが問われるため、着まわしの重要性が実はかなり高い。マンネリ化が心配なら、まずは本誌おなじみのファッショニスタのコーデ術を参考にしてみよう。4つのヘヴィロテアイテムを軸にした着まわしはヒント満載だ。

ヘヴィロテアイテムを使った、大人の私服着まわしテクニック

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スタイリスト/高塩崇宏 さん(39歳)

トレンドを踏まえた感度の高い着まわし術

本誌を筆頭としたメンズファッション誌や、ブランドカタログ・アーティストまで幅広く活躍する売れっ子。ダークトーンのシックなスタイリングを軸としながら、足元のスニーカーで軽さを出すのが高塩流だ。職業柄、着まわしアイテムはどれもトレンド性が高い。

高塩崇宏さんのヘヴィロテ冬服

[A 写真左]タリアトーレのチェスターコート
「ブリティッシュテイストな風貌に惚れ込み、今季の展示会でオーダーしました。ダブルのフロント&ワイドラペルで、クラシック感満点なのも良いんですよね」

[B 写真右]アズテックマウンテンのシェルジャケット
「モダンにアップデートされた、街着としても有能なシェル。表地は防水素材のダーミザクスEV、中綿にはプリマロフトを使っており、スペックも完璧です!」

[C 写真左]ベルウィッチのコーデュロイパンツ
「太畝のコーデュロイが使われた一本は『スコッチ』というモデル。脚線を美しく見せるワイドテーパードシルエットと、快適なストレッチ素材が購入の決め手」

[D 写真右]イロコイのイージースラックス
「ドローコード式のウエストや太めのフォルムで、気負わないイメージを融合したスラックス。品良い装いからラフなコーデまでハマるオールラウンダーです」


DAY 1[D]


ルーズなシルエットで脱力感にアプローチ
「ダッフルもスラックスもオーバーサイズをチョイス。本来は品良い印象の合わせですが、あえてゆるく着こなすのが今の気分です」
ダッフルコート/グレンフェル、スウェット/チャンピオン、スニーカー/アディダス バイ ラフシモンズ、ハット/ボルサリーノ


DAY 2[A]


適度に着くずした英国カジュアル
「チェスターコートでブリトラを主張。あまりにも直球で英国っぽくするのもありきたりなので、加工入りデニムで着くずしました」
ニット/ルトロア、ジーンズ/アミ アレクサンドル マテュッシ、ハット/ボルサリーノ


DAY 3[B+D]


仕事モードの一日は機能的な着こなしで!
「シェル&イージースラックスで身軽に活動できる装いに。アクティブ感が出過ぎるのはNGなので、トーンは黒で呼応させました」
タートルネックカットソー/ユニクロ


DAY 4[A+C]


チェック柄が際立つ技ありコーディネイト
「柄を際立たせるため、余計な味付けはせずコーデを形成。肩肘張らないコートスタイルが好みだから、サイジングは少しゆるめです」
パーカ/イーストファーイースト、スニーカー/エーエムビー


DAY 5[B+C]


スポーティにまとめたスタイリングでジムへ
「ジムへ行くときは自然とスポーティな服装になりますね。街中でも浮かないように黒を基調として、バッグで派手色を挿しました」
カットソー/ヘインズ、スニーカー/ディアドラ ヘリテージ、キャップ/ニューエラ

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