目から涼しさを伝えるインディゴブルーのデニムと、機能的で汗のよく似合うスポーツ系アイテムは、夏の装いと日々を爽やかに変えてくれるキラーコンテンツ。連載第3回目は、〈ディーゼル〉が作り上げたアイテムからデニム&スポーツにテーマを絞って紹介しよう。
バック4万円、スニーカー2万1000円、シャツ2万5000円、Tシャツ1万1800円、パンツ2万1000円/すべてディーゼル(同・ジャパン)
和のテイストを加味した迫力のオリジナル生地
藍染古布をモチーフに製作されたオリジナルファブリックを用いたショルダートート。色落ち具合の異なる様々なインディゴブルーとほつれてシャビーな風合いがインパクト抜群。大振りなサイズでショルダーストラップ付きのため、これひとつでワンナイトトリップも可能なほど、マルチに活躍してくれる。W31×H41×D20,5cm。4万円。
和のテイストを感じさせるオリジナル生地は、デニムの上から刺し子風のステッチでダンガリーを縫い込み、さらにほつれ加工を施すという、非常に手間のかかる工程を経て完成する。
靴下のような履き心地を誇るコンフォートなスポーツシューズ
グレーのグラデーションでカモフラ柄を表現したニット地をアッパーに使用したウォーキングシューズ。一枚仕立てで編み上げられたアッパーはまるでソックスのようにストレスなく足にフィットする。スポーツ&リラックスという最近のトレンドを踏まえつつ〈ディーゼル〉らしいデザイン性をプラスした意欲作。2万1000円。
分厚いラバー素材で形取るサイドのVモチーフはデザイン上のアクセントとしてだけでなく、アッパーの形状を保持する役目も担っている。履き口のパイピングやアイレット代わりのストリングループなど徹底して軽量化することで、コンフォートな履き心地を実現した。
素材感の異なるブラックとパーツで魅せる差し色の妙
スタンダードなスクエアタイプのショルダーバックにウェットスーツのような素材を使用することで、スポーティーなテイストをプラスした。ブランドロゴはブラックのボディにブラックでプリントされており、大振りなフォントながらも主張しすぎないデザインとして成立している。W38×H31×D12cm。1万6800円。
フロントに施されたホワイトの止水ジッパーをはじめ、各所のプルストラップに赤のスウェードを使用するなど、パーツ類に差し色を使うあたりが〈ディーゼル〉らしさが溢れるデザインのポイント。
得意の加工デニムを用いた軽やかなデイパック
ウォッシュドデニムをフロントパネルに使用し、Vモチーフのキルティングステッチを施したデイパック。ややマチを薄めにすることで、サイクリスト用のシェルバッグを彷彿とさせるシャープで身体にフィットしたデザインに仕上がった。W28×H45×D7cm。2万6000円
蛍光イエローのライニングを採用することでスポーツテイストを加味するなど、細かなディテールまで手を抜かずヒネリが加えられている。フロント下部のレザープレートもデザイン上のアクセントになっている。
オリジナルデニムを使った服飾小物類にも要注目!
デザインに合わせてそれぞれ加工感や色味の異なるオリジナルデニムを使ったプロダクトはコーディネイトを選ばずに取り入れやすい万能アイテム。上からフェルトワッペンにフェード感の強いデニムを使用したスポーツキャップ 9800円、ロゴ入りの刺繍ワッペンを採用したトラッカーキャップ 9800円、オリジナルの古布風生地を使用した長財布2万2000円、二つ折り財布2万1000円。
財布のライニングにはレザーを使用し、表地のデニムと合わせて使うほどに表情を変えていく。それぞれカード類やコインポケットを装備しており、過不足なく使いやすい内作りになっている。
キャップ類はパネル裏のパイピングやフロントライ二ングにカラフルな生地を使用。スウェットバンドにはブラックのコットン素材を使用し、汚れが目立たないように配慮されている。
コンビアッパーで仕立てる定番ランニングシューズ
サイドにVモチーフを分厚くデザインしたランニングシューズ。味のあるスウェードとメッシュ素材のコンビアッパ
ーで仕立てられたベーシックなフォルムは、ボトムスの種類を問わずに活躍してくれる。ヒールの上部までせり出したアウトソールはカカトの接地感も上々で、ソールの片減りの心配もない。各1万5800円
ヒールカウンターにはプルストラップを装備することで、脱ぎ履きがしやすく洗って干すときも簡単。アールを描いてせり上がったヒール部分は、かかとからつま先への体重移動をスムーズにサポートしてくれる。
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