“深夜編集”~MJP編集長Hが今、気になっているモノ・ヒト・コト。~

2016.03.30 Wed UPDATE

第四回 我流“ブルージーンズの育て方”

 色が褪せて、擦り切れて、多少破れたってカッコイイ服なんて、あんまないですよね?
ミリタリーウエアやレザーウエアなんかも“味”が出る程カッコ良くなるけど、身近な代表格と言えば、やっぱりブルージーンズ。ワンウォッシュからはき込んで、身体に馴染んだジーンズは愛着もひとしお! 今回は、ワンウォッシュから色落ちさせたブルージーンズと、“我流の育て方”を紹介しちゃいます。

 

 

 本連載第2回で紹介した恵比寿の名店〈スタンダード カリフォルニア〉のオリジナルジーンズ905が、今一番のお気に入りですが、クローゼットの中を掘り返してみたら、現在所有しているブルージーンズは全12本。そのほとんどは、ワンウォッシュからはき込んでほど良い色落ちに育てたもの。
 本連載第2回で紹介した〈スタンダード カリフォルニア〉の905を2年程メインのジーンズとしてはき続けた「ビフォア・アフター」がこちら↓

 

 

【ビフォア(新品)】
C
【アフター(約2年後)】
Q
ヒゲ(もも上のしわ状の色落ち)、サイドシームのアタリ(脚の横部分の縫製部分)など、加工モノではなかなか出せない本物の“味”がいい感じ。

 

本深夜編集④-4
裾上げのステッチもチェーンステッチで処理されているので、ヴィンテージジーンズによく見られるロープ状のアタリもキチンと出てます。裾上げの際には、必ずチェーンステッチで処理する事をオススメします。

 

 

さて、肝心のカッコよく色落ちさせる方法ですが、実はこれと言ってないんです。20年くらい前は、“とにかく洗わずに毎日はく”とか“はいたまま風呂に入る”とか、かなりワイルドな説を唱える方もいらっしゃいましたが、わたくしはそんな事した事は一度もございません。おそらく、みなさんとほぼ同じ扱い方かと。以下に、僕のジーンズの扱い方をご紹介させて頂きます。
 ただし、“あくまで、我流”なので、この通りに扱ってもキレイな色落ちは保障出来ませんので、ご了承下さい。あくまでご参考に。(※個人的な感想ですが、脚の形、歩き方、脚の組癖なんかも色落ちに影響すると思いますので…)

【我流・ブルージーンズの扱い方】

①着用4回くらいに一度は洗濯する。(※夏は、着用2回に一回くらい)
②洗濯時には裏返して、普通の洗剤は使うが、漂白剤は使わない。
③干す時も裏返して、陰干しにする。
④ワンウォッシュや生デニムを買ったばかりの時は、手が青くなったり、白い服や靴に色が移ったりするが、しばらく我慢してなるべくはく。(週4日の着用で、ひと月くらいは我慢!)

以上、たったのこれだけです。
そして、しつこいようですが、この扱い方はあくまでも“我流”なので、悪しからず。
みなさんも自分に合ったやり方で、自分のお気に入りの一本を育ててみてください。

 

 

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