かばんはファッションアイテムであると同時に道具でもあるため、選ぶ人によってさまざまな最適解があるもの。だからこそMJ読者に自信を持って勧められるかばんを探すべく、4人のファッション業界人が激論を交わした。
ファッション業界人がガチで採点!
選出方法
数多く集めたよりすぐりのバッグの中から4人の審査員で協議して選出。さらに「デザイン性」「機能性」「素材感」の3項目をひとりにつき各10点満点で採点した。
スタイリスト
川崎英治さん
さまざまなメンズファッション誌で活躍する人気スタイリスト。もちろんかばんに対する目利きは超一流! 現在はシンプルめなデイパックを物色中。
メンズジョーカー編集長
篠宮祐介
本誌編集長はできるだけ荷物を持たずにフットワーク軽く動くのが信条。そのためペンとメモ用紙を入れたクラッチバッグだけで取材に出ることも。
エディター/ライター
廣田俊介さん
頑丈で使い続けられるかばんが好みの人気ファッションライター。荷物の入れ替えが面倒という理由で同じレザーバッグを約8年ほど使用している。
エディター
牟田神佑介さん
ファッション誌の凄腕編集者。ブランドプレスとかばん談義に花を咲かせつつ飲み会をすることも多いかばんマニアでガジェット系バックパックが好み。
シボ感たっぷりのシンセティックレザーの大型クラッチ
3900円とは到底見えない、リアルなシボ加工合成皮革がラグジュアリーな雰囲気だ。厚みのある表地に内装はキャンバス素材、しっかりと手ごたえのある質感がある。B4サイズが楽々と入る大きさで収納力もたっぷりだ。スマートフォンを入れるための内ポケットもうれしい配慮だ。ストラップは取り外しできるので、ビジネスのTPOにも対応する。サイズW35×H26×D1.8㎝ 3900円/MJP DAILYWEAR(mensjoker.jp)
102点/120
comments
「合成皮革だけど持ったときの手触りがなかなかいい。正直リアルレザーと遜色ないと思います。むしろ手入れが楽だし、このプライスなら気兼ねなくガンガン使えるのがいいですね!」(川崎)
「サンプルを実際に使っていますが、メンズジョーカー本誌がちょうど入る大きさでとても重宝しています。ブラック1トーンで悪目立ちしないのでスタイルに合わせやすいのもいいですね。3900円はホントお買い得だと思いますね」(篠宮)
「ブラック1色で控えめな型押しロゴ、最近流行りのミニマムなデザインで使いやすそうですね。正直、5000円以下のバッグとなると持つのは躊躇われますが、これは合皮の安っぽさがない。よく出来てますね」(牟田神)
「クラッチバッグを試してみたい、という人には打ってつけな逸品!躊躇なく買える値段ですね。スマホやノートPC、筆記用具など入れてみましたが収まりもとても良かったです」(廣田)
シップは信頼のYKK製。コバ塗りもしっかり施され、丁寧な作りです。ストラップは取り外せる親切設計です。
Photo:HIROAKI KAWATA,KAZUYA AOKI
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