E-girlsというプロジェクトを拡大・進化させた新体制「E.G.family」のスタート。そしてE-girlsは11人の新体制に……。
6月5日の新体制発表で世間を驚かせたE-girls。メンズジョーカーでは、11人のメンバーへの単独インタビューを敢行。全3回にわたってお届けする。第1回目は、新体制スタートの経緯や、それぞれのメンバーの決意について、鷲尾伶菜、須田アンナ、山口乃々華の3人が登場!
――今回の新体制はどのような経緯で決まったのでしょうか。
鷲尾伶菜
鷲尾 E-girlsではアリーナ規模でのツアーを何度も実現できて、デビュー当時からの夢を叶えてきました。一方で、別のグループでの活動や、ソロ活動や新しいユニットも活発になり、メンバーそれぞれが自分の夢も持つようになってきたんです。そのタイミングで、今回の新体制の話し合いが始まりました。
――E-girlsでの活動を続ける人も、FlowerやHappinessの活動に専念する人も、ソロやユニットが活動の中心になる人も、それぞれの夢に向かっているわけですね。
鷲尾 そうですね。Flowerでも、新体制の話し合いがはじまってから、「私にはこんな夢があるから、今回はこういう決断をしたい」という想いをお互いに伝え合って。みんな、自分の夢への意志はとても強かったです。これまでのFlowerやHappinessは「全員がE-girlsで、別のグループでも活動している」という状態でしたが、これからは各グループに専念するメンバーもいます。だからこそ、各グループの個性は強まっていくと思います。
――E-girlsについても、11人のメンバーの意識は変わりそうですね。
山口乃々華
山口 今までDreamさんを筆頭に、本当に先輩方に引っ張っていただいてE-girlsの活動をしていました。これからは、人数が11人となりひとりひとりがしっかりとE-girlsという自覚を持っているので、責任感も積極性も大事になってくると思います。11人が2列になって踊るときは、そのことを強く感じます。
須田 新生E-girlsはメンバーが11人になりましたが、「人数が減ってパフォーマンスの魅力も半減した」とは絶対に思われたくなくて。「逆に勢いが増したね」って思われるようなパフォーマンスをお見せしたいと思っています。新曲の『Love ☆ Queen』からは、振り付けの面でもメンバーひとりひとりの意見を取り入れていきました。よりメンバー全員でE-girlsを作っていく意識も強まりました。
須田アンナ
――個人としての目標や、「こんなところをアピールしていきたい」という思いはありますか?
山口 私はまだまだパフォーマーとして未熟なところもあるので、まずはパフォーマンス力に磨きをかけたいです。その中で、自分らしい笑顔だったり、元気さだったり、私の内側から出ていくものを伸ばして、そこを個性にしていけたらと思っています。
須田 私はヘアスタイルやファッションも派手なものが好きで、ルックスの個性は強いと思うので、そういう部分も活かしていきたいですね。色んな人が、私を通してE-girlsを好きになるきっかけを作っていきたいですし、女の子たちの味方でいられるような存在になりたいです。
――今回の新体制スタートにより、E-girlsから離れたメンバーもいますが、その先輩たちから学んできたこと、引き継いで大事にしていきたいことにはどんなことがありますか。
山口 E-girlsはDreamさんあってのグループでしたし、取材のときの受け答えとか、ライブ中のMCのアドリブとか、横で見ていて「本当に凄いな」とずっと思っていました。何度も助けてもらったこともありますし(笑)。パッと話しを振られても、簡潔に物事を伝える能力が凄かったので、「自分たちもできるようにならなきゃ」と思っています。
――7月15日、16日には、19人体制で最後のライブもあります。最後にその意気込みを伺えますか。
鷲尾 その2日間のライブは、今までのE-girlsの歴史の集大成として、私達が作り上げてきたすべてのものを味わっていただきたいですし、新しいスタートを切るためのメモリアルなライブにしたいと思っています。ファンの方々が絶対に見たいと思う曲も取り入れながら、感謝を伝えるようなセットリストや構成にして、思い出に残るライブにしたいですね。
次回のインタビューは近日公開! 乞うご期待!
PROFILE
E-girls
EXILEのD.N.Aを受け継ぐ、本格的なダンスパフォーマンスを展開するガールズ・エンタテインメント・プロジェクト。2011年12月デビュー。今年6月、グループの11人での再編と、各グループやユニットが集結した新体制「E.G.family」のスタートを発表した。新生メンバーはSAYAKA、楓、藤井夏恋、YURINO、須田アンナ、鷲尾伶菜、坂東希、佐藤晴美、石井杏奈、山口乃々華、武部柚那の11人。
■■■CD紹介
『Love ☆ Queen』
11人体制、そしてボーカルは鷲尾伶菜、藤井夏恋、武部柚那の3人体制では初となるシングル。カッコイイ、メロディアス、乗れる、そしてポップ。小竹正人氏の歌詞から想起される鮮やかなヴィジュアルが目に飛び込んでくるような、E-girls の全ての要素を詰め込んだ贅沢な 1 曲。表題曲のMVはラスベガスで撮影し、カップリングは3曲収録。
7月26日(水)発売予定。
■■■衣装クレジット
[鷲尾伶菜着用]トップス2万7500円/M.Y.O.B NYC(同・ラフォーレ原宿店)、スカート5万2000円/セイント・シン (H3Oファッションビュロー)
[須田アンナ着用]ショートパンツ7980円、キャミソール4980円/ともにマウジー(バロックジャパンリミテッド)、コート3万3000円/レッドキャップ×k3&Co.、ピアス3800円/k3&Co.(ともにk3 オフィス)、その他スタイリスト私物
[山口乃々華着用]ジャケット3万8000円/ディーゼル(同・ジャパン)、キャミソール3990円、/スライ、デニムスカート7980円/マウジー(ともにバロックジャパンリミテッド)