2017.08.19 Sat UPDATE CULTURE

世界水準!と噂のバンド「WONK」ファッション感を聞いてみた。

ツインアルバム、全国ツアーを発表!! 大型フェスにも登場!! 噂のバンド「WONK」メンバーの個性に迫ってみた!!

 

 
「ジャズやソウル、ヒップホップ、R&Bなど、各々が影響を受けた音楽は異なるんですよ。ただ、強いて言えば、音の共通言語としてはジャズだったというのがあって…」、と彼らは語る。異なる個性とスキルを身につけてきた4人の幅広い音楽性が重なることで、独自に昇華させた東京発の世界水準のフューチャーソウルとして注目を集めているバンドだ。音楽へのアプローチのしかた、ファション感もそれぞれに個性とこだわりがあり、とても興味深い!!
 
 
HIKARU ARATA(Dr)

ヒップホップをメインに聴き、ドラムのスキルはジャズプレイヤーのフレーズから学んでいったという。トラックメーカーとしてソロでの活動も。
 
 
AYATAKE EZAKI(Key)

ECM系ジャズを中心に聴いていた。これまでにさまざまなアニメーションや映画の音楽を手掛けてきたほか、グラフィックやウェブデザイン、映像の仕事も多数。
 
 
KENTO NAGATSUKA(Vo)

高校時代のバンドは洋楽系、一時メタルに走ったことも。その後ソウルミュージックに出会い、ジャズバンドを始め現在に至る。プロの料理人という一面も持つ。
 
 
KAN INOUE(Ba)

日本のフォークミュージック、洋楽のヒップホップ、ジャズポップスと聴いていた音楽は幅広い。ゲームミュージッククリエイターとしても活動。
 
 
 
 

最終回となる今夜は、メンバーそれぞれのファッションに関する想いをお届けします。


 

HIKARU ARATA

サンシーのTシャツは超最近買ったんです。KANさんはネットで探す派なんですけど、僕は店鋪で探す派です。これは銀座のドーバーストリートマーケットで扱っています。パンツはベッドフォード。ベッドフォードではyahyelが音楽をやってて、よく僕らがお世話になっているスタイリストの服部さんがスタイリングを手掛けているブランドです。仲間内でも近いブランドなんで、人と人のつながりを大切にこの服を選んでいるっていうのはありますね。あと、なんかラインが入っていると買っちゃうんですよね、パンツ(笑)。ヴァンズのシューズはHAVE A GOOD TIMEで購入しました。よく行くショップです。あと余談ですが、HAVE A GOOD TIMEの下の階バーにも。その向いのトラクターっていうバーもおすすめです。そこに、テクノ周りのDJの方とか、業界のいろんな方が来ていて、話していると楽しいんで、よく遊びに行きます。ネックレスはジバンシィ。確かにこれはHIP HOPの魂、MAKE MONEYの精神。コーデ自体は、僕的には、その日めについたものを着ているだけです。あ、ただし色みに関しては気にかけてますね。
Tシャツ/サンシー、ラインパンツ/ベッドフォード、スニーカー/ヴァンズ×ハブ ア グッドタイム、キャップ/クレイト、ネックレス/ジバンシィ
 
 

AYATAKE EZAKI

僕はメンバーの中では、服のブランドに関して感度が高い訳ではないんですけど、シンプルでキレイめなものが好きです。ポールスミスはワードローブの中で一番多いですね。シンプルだけど、裏地だけ派手な感じがいいんです。ブランドのヒストリーに関しての話は好きですね。KANさんから教えてもらったり、ARATAはストリートファッションに詳しいし。僕はグラフィックデザインとか建築に興味があるので、そちらの文脈からストーリーを通じてファッションを知ることが多いタイプです。サイジングは常に僕はジャスト。シャツを着てるってイメージが強いって言われるんですけど、夏の場合は、Tシャツばかりなんですよ。僕がずっと着たいと思っているブランドは、イッセイミヤケです。日本のファッションシーンを牽引している人物のひとりとして、三宅一生さんのことをすごく尊敬しています。ほかにも、建築家の安藤忠雄さんやグラフィックデザイナーの田中一光さんだったり、尊敬するクリエイターの方々はたくさんいらっしゃるのですが、それそれが協業しているプロジェクトを見ると、僕らepistrophもそんなチーム、クルーになりたいなと思いますね。
Tシャツ/メゾン マルジェラ、スラックス/ポールスミス、スニーカー/アディダス
 
 

KENTO NAGATSUKA

ワンポイントだけ派手なものが自分は好きみたいで…。柄シャツだとか、いつも使っているサスペンダーとかもリボンみたいな柄になっていたりとか、ヒョウ柄デザインの靴だったり。よく見ると変わってるなというデザインものが好きです。時にはギャルソンのレディスを着ることもあります。ヴォーカルとしての意識というよりは、只目立ちたいだけですかね?(笑)。僕、実は小学生の頃からジョニー・デップが大好きで。彼、独特なファッションしてるじゃないですか。将来的には、独自な観点で何でも着こなせちゃうっていうセンスを身に着けたいんです。ジョニー・デップのように常に変化して行けるような人物になりたいです。メンバーの中では、僕が一番ファッションにうとくて、メンバーがブランドについて語っているのを聞くことで、教わってるといった感じです。一方、髪型は、学生時代からヘアカタのモデルをやっていたので、髪型で遊べる機会は多かったですね。で、僕の場合、頻繁に変えるんですけど、最近はパーマグルグルで前におろしてっていうのが好きです。今のままの髪型で、色は入れたいですね。1年くらい前、アルバム『Sphere』リリースの頃は金髪だったんですよ。今度、色を入れるならイヤらしくない色を入れたいですね。あっ、ヒゲは変わらないですね。実はここしか生えてこないんですよ(笑)。
シャツ、スニーカー/ともにアニエスベー オム、スラックス/ウーヤンミー
 
 

KAN INOUE

僕、ホントいつも柄っぽいコーデになりますね。ブランドではKENZOが大好きです。最近はちょっと色のトーンを落として落ち着かせようと。色数も絞っていこうかなと考えています。今回のコーデでは、中がKENZOでシースルーのシャツから透けて見えるというのがポイントです。このシャツはシースルーで、よく見ると「えっ?」ってなるやつなんで、後は全部白黒でシブくキメてみました。パンツは僕は太めのシルエットが好きで、サルエルなど、股下が長くなっているタイプをよくはいています。服選びに関しては、人とかぶりたくない精神で生きています。海外の通販サイトを見て、まだ日本に上陸していないブランドを探すのが好きなんです。今日着ているサルエルパンツのブランドはアルケミーです。このブランドはネットでも情報がまったく出てこなくて、どうやらルーマニアのデザイナーズブランドのようです。基本黒をメインにしていて、シャツも出していておもしろい。このような感じで、ファッションに関しては、ほかの人が参考というよりは、自分の感性を大切に選んでいます。
シャツ/ドリス ヴァン ノッテン、Tシャツ/ケンゾー、パンツ/アルケミー、スニーカー/チンツィア アライア
 
 

 
 

インタビュー第1回目の記事はコチラ>>>

 
 

インタビュー第2回目の記事はコチラ>>>

 
 
 
 

<アルバムリリース情報>


9/6 Release
WONK 「Castor」
EPST-005 全9曲収録予定
¥2,000+tax
 
1. Introduction #3 – Castor
2. Midnight Cruise
3. Gather Round feat. Matzuda Hiromu (Talkbox)
4. Dance on the Water
5. Promise
6. Interlude #1 feat. Daiki Tsuneta Millennium Parade
7. Mirror
8. Parallel
9. Small Blue Fool
 
 

9/6 Release
WONK「Pollux」
EPST-006 全9曲収録予定
¥2,000+tax
 
1. Introduction #4 – Pollux
2. Give Me Back My Fire
3. MVP feat. RITTO (MC)
4. Make It All Mine feat. Kim Mayo (Vo) from The Love Experiment
5. Interlude #2
6. Babel feat. Miki Hirose (Tp)
7. Economic Wonderland feat. Epic (MC)
8. Loyal Man’s logic
9. FAKE_PRMS
 
 

<8/2 Release WONK NEW SINGLE「Gather Round」MV>


*Digital Release Only
on iTunes / Apple Music / Spotify and more!!
 
http://www.wonk.tokyo/castorpollux

 
 

<WONK全国ツアー“GEMINI” TOUR 2017>


 
・09/15(金) at 名古屋 CLUB UPSET w/The fin.
・10/07(土) at 熊本NAVARO
・10/08(日) at 福岡ROOMS
・10/14(土) at 広島Que Sera Sera Wine & Music Festival
・10/21(土) at 京都 BORO FESTA 2017
・10/27(金) at Billboard Live OSAKA
・11/02(木) at 仙台darwin
・11/11(土) at 東京WWWX
・11/25(土) at 札幌 DUCE
・11/26(日) at 旭川WORLD HALL
 
他フェス、イベント出演に関しては http://www.wonk.tokyo/live/ をチェック。
 
 
<WONKプロフィール>
東京を拠点に活動するエクスペリメンタル・ソウルバンド。2016年9月に全国リリースした自身初のフルアルバム『Sphere』は第9回 CDショップ大賞 ジャズ賞を受賞。ジャズやソウル、ヒップホップなど様々な音楽に影響を感じさせる彼らの幅広い音楽性は多方面から注目されておりデビューわずかながら2017年夏には第16回 東京JAZZやBlue Note JAZZ FESTIVAL 2017、SUMMER SONIC 2017などへの出演も決定している。また米Blue Note Recordsを代表するシンガーJosé Jamesの最新アルバム『Love in a Time of Madness』のリードトラック 『Live Your Fantasy』のリミックスを担当、同年2月にはヨーロッパ2大都市公演を成功させるなど、国内に留まらず海外からも多くの注目を集めている。2017年9月にアルバム「Castor」「Pollux」を2作同時リリースすることを発表。
 
WONK Website http://www.wonk.tokyo
WONK Twitter https://twitter.com/WONK_TOKYO
WONK Instagram https://www.instagram.com/wonk_tokyo/
 
 
Photo:DAISHI SAITO

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