白と青のみが織りなす瞬間。この冬はいったい何度あるのだろうか…。誰一人入っていない手つかずのまっさらな雪面と雲ひとつない青空、そんな神秘的な世界を求めてラインを描いていくスノーボーダーとその時を切り取っていくフォトグラファーの記録を収録した写真集が発売される!!
TARO TAMAI@AKASKA
1994@SIBERIA
1994@MONGOLIA
上記は、後にGENTEMSTICKをたち上げることになるバックカントリースノーボーディングのレジェンド玉井太朗から写真家樋貝吉郎への言葉だった。
1994年の冬から始まった樋貝と玉井を中心としたスノーボーダーたちのセッションは、ニセコ、アラスカ、モンゴル、シベリアと、開拓心と冒険心に満ちた旅路が加速していく、撮り手と滑り手の間にひとつとして妥協のない濃密な掛け合いが、この本に綴じられたすべての写真によって語られている。
大自然と一体になる、ひとつひとつのターンにスノーボーディングのすべてがあった純粋で崇高なモダン・スノーサーフは、現代に至るGENESIS(起源)なのだ。そんなGENTEMSTICK始動の前後の時代を切り取った本作は、樋貝吉郎によるスノーボディングのドキュメンタリーと言える!!
1994 THE PATH TO GENESIS
12/15発売
フルカラー128ページ
5616円(税込み)
問い合わせ/ブエノ!ブックス ☎03-3405-0604
info@buenobooks.com
樋貝吉郎(ひがいよしろう)
1965年生まれ。’80年代よりスケートボード、スノーボードのコアなシーンの目撃者となり現在に至る。
http://studiofishi.com/