2018.01.16 Tue UPDATE CULTURE

Da-iCEに緊急インタビュー! メモリアルイヤー第一弾シングル『TOKYO MERRY GO ROUND』は今までと一味違う

ボーカルの大野雄大、花村想太、パフォーマーの岩岡 徹、工藤大輝、和田 颯からなる5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCE。インディーズ時代から着々と実力を積み上げ、2014年にメジャーデビューを果たした5人。そんな彼らにとって2018年はデビュー5周年イヤーである。今年はアーティストとしてさらに進化を遂げることとなるだろう――。
メモリアルイヤーの第一弾シングルとして1月17日に『TOKYO MERRY GO ROUND』をリリースするDa-iCE。今回のインタビューでは本作についてはもちろん、5周年を迎える今の心境や、知られざる彼らの恋愛観について迫っていく。

これまでのDa-iCEの楽曲とは一味違う

 

 

なぜか、この曲だけ頭から離れなくて…

――『TOKYO MERRY GO ROUND』の楽曲を受け取ったときの感想を聞かせてください。
 

 
大野雄大 聴いた瞬間「あ、いい!」って思いました。もう直感です。第一印象から「これはキタな」と。一番頭に残ってるのはBメロ。これはあくまで僕の感覚でなんですけど、Bメロがいいとだいたい素敵な楽曲になるんですよね。なので今作は“B線推し”です!

和田 颯 『TOKYO MERRY GO ROUND』以外にも何曲か聴いたんですけど、家に帰ってからもなぜかこの曲だけが頭から離れなくて。だから、皆さんが『TOKYO MERRY GO ROUND』を聴いても、僕らが初めて耳にしたときと同じぐらい印象に残るんじゃないのかなって。振りつけも初めての方にお願いしたので、それが一体どのぐらいキャッチーなものになるのか、ワクワクしながら聴いてました。

――今回楽曲提供されたのは、数々の名だたるアーティストを手掛けてきたコモリタミノルさんです。

工藤大輝 コモリタさんは日本人なら誰もが知っているヒットソングを手掛けている方ですし、僕らはそんなコモリタさんの曲を聴いて育ってきました。今の中高生の子はもしかしたら聴いたことのないジャンルかもしれないけど、僕ら世代からすると懐かしい気持ちを思い出させてくれるサウンド。最近のDa-iCEの楽曲はEDM系のものが多かったので、ファンの方にとっては逆に新鮮な感じがすると思います。

――『TOKYO MERRY GO ROUND』を男性目線で聴くならどんなところに注目してほしいですか?

花村想太 歌詞に出てくる物語の主人公になりきってもらいたいですね。もし好きな子がいれば、その人をエスコートしてあげるシーンを想像してみたり(笑)。曲を受け取る側ではなく、発信する側として聴いてもらうのがいいと思います。女の子にカラオケで歌ってあげるもオススメですね。

 

デートに誘うなら、女の子の予定に合わせてって感じに…

――歌詞ではジェントルな男性目線で、男女の恋愛模様を紡ぎだしています。皆さんも今作の歌詞のようにデートで女の子をリードしてあげたいですか?
 

 
岩岡 徹 そうですね。自分からリードしてあげたいですが、この年になるとあまり女の子を連れ回したりはしたくないなって(笑)。でも、僕が映画好きなので強制的に映画館には行かせるかな(笑)? あとは何か美味しい物でも食べて……って感じで。普通のデートが理想です。誘うなら関西弁で「デートしよか?」で!

花村想太 え、何で関西弁(笑)? おそらくですけど徹くん「デートしよか?」は言ったことないと思います。

大野雄大 わかんないよ? 好きな子の前ではバリバリ関西弁かもしれない。

和田 颯 それめっちゃヤバイ(笑)。

工藤大輝 僕もリードしてあげたい派だけどゆるい感じにしたいですね。ガッチガチにリードしようとすると、デートの余白がなくなっちゃう気がするので。ざっくりと道筋だけ決めてあとは場面で行動かな。女の子の理想は聞いてあげます。ちゃんとリサーチしておかないと、全部自分のエゴを押し付けたデートになっちゃうじゃないですか。誘うときもまずはこちらの予定を提示してあげて、それから女の子に予定を合わせてって感じにすると思います。

大野雄大 確かに最初に決めておくのって食事する場所ぐらいですよね? 何となく下書きはしておいて、あとは場面に合わせて臨機応変に対応してくっていう。ちなみに僕もリードしてあげたいタイプで、誘い方は5秒~10秒の間に1回しゃくるのが理想です!

花村想太 それは釣りの誘い方やろ(笑)! ボケるとこちゃうわ!
 

 
和田 颯 (笑)。リードしてあげたい気持ちはあるんですが、正直僕は女の子に任せたいです。好きな子の行きたい所に行ってほしいというのもあるけど、僕が考えるの苦手なので……(笑)。もしデートに誘うとしたら「この日空いてる?」ぐらいの感じでサクッと。重たい誘い方はしないと思います。

花村想太 自分からお店の予約とかするのが好きじゃないので、僕も女の子に決めてほしいタイプかも。だからそういうのを全部やってくれる子がいい。その場所に連れていくだけなら全然いいんですけどね。ご飯のお誘いぐらいだったら当日「今日空いてますか?」って言っちゃうかな? 

 

1カ月近くこの歌詞とは向き合ってましたね

――エスコートの仕方もそれぞれの個性が滲み出てますね! 男性読者にとってとても参考になるご意見ありがとうございます。そして、今作のカップリング曲の『わるぐち』は花村さんが初の単独作詞に挑戦されていますが、どのような経緯があったのでしょうか?
 

 
花村想太 共作では以前から何度かやらせていただいてたんですけど、単独で作詞をするときはちゃんと作詞の能力を認めてもらえた上で書きたいと思ってました。

――作詞をする際、ご自身の実体験は役立たれましたか?

花村想太 まぁ、大体は役立ってるかな……? お気に入りのフレーズは“テレビの中のあの人を 見つめる君の横顔~”のくだり。他ではあまり聴いたことないし、シチュエーション自体はあるあるっぽいじゃないですか(笑)。ここは何回も書き直して、細かいニュアンスもいろいろ変えたりして。製作期間は第一稿を上げる時点で2週間ぐらい。その後の直しがきてからまたさらに1週間以上かけて書いてたので、1カ月近くこの歌詞とは向き合ってましたね。僕にとってすごく思い入れのある作品になりました。

 

ライブで、6面さん(Da-iCEファンの総称)が合唱した声を曲に入れたりしても面白そう

――2018年はDa-iCEのデビュー5周年イヤーということで、これからの目標・展望があればお聞かせください!

岩岡 徹 『TOKYO MERRY GO ROUND』は5周年の幕開けに相応しい楽曲となったので、これをもって僕らは1年を走り抜くことをここに誓います!

大野雄大 記念すべき5周年イヤーを、明るくハッピーな『TOKYO MERRY GO ROUND』でスタートが切れるのはすごく嬉しいです。2018年はとくに楽しい1年になるよう、全力で頑張っていきたいと思います。ライブにもよりますけど、サプライズみたいなものができるときはしっかり仕掛けていこうかなと!
 

 
工藤大輝 僕らは昔からライブを大切にしてるグループなので、2018年は皆さんがさらにライブに足を運びたくなるようなパフォーマンスを目指していきたいです。細かくどうこうというよりも、全体的にライブをブラッシュアップさせたいですね。Da-iCEのツアーがある際は、ぜひ多くの方に観に来ていただきたいです。

和田 颯 ここではまだ言えないけど、2018年はいろんなことをしていくと思うので、楽しみにしながら待っててもらえればな~と! 個人的にやりたいことは……まだ考え中です(笑)。

花村想太 5周年イヤー第一弾シングルで『TOKYO MERRY GO ROUND』『わるぐち』、そして『せつなくて』というインディーズ時代に出した曲をアコースティックバージョンとして5人で歌わせていただいてます。シングルだけどアルバムみたいな1枚に仕上がってるので、これを機に6面さん(Da-iCEファンの総称)と一緒に、次のステップへ進んでいきたいなと思います。

岩岡 徹 具体的に6面さんとどんなことしたい?

花村想太 いっぱいあるな~! ライブでみんなが合唱した声を曲に入れたりしても面白そうだし、運動会とかもやってみたい(笑)! 音楽的なことだったり、遊び的なことだったり、いろんなことを通して6面さんと触れ合いたいですね。

和田 颯 運動会いいね! 面白そう(笑)。
 
 
 
『TOKYO MERRY GO ROUND』
1月17日発売
デビュー5周年イヤーの幕開けにピッタリな、とびきりハッピーな雰囲気漂うファンキーポップチューン! これまでのDa-iCEの楽曲とは一味違う、ホーンセクションが印象的。カップリングには花村想太が初の単独作詞を担当した『わるぐち』、そして『せつなくて』のアコースティックバージョンを収録。
 

【初回限定盤A】(CD+DVD)1500円(税抜)
 

【初回限定盤B】(CD+LIVE DVD)1500円(税抜)
 

【通常盤】(CDのみ)1000円(税抜)
 
 
 
 
 
 
 
Photo:MUTSUHIRO YUKUTAKE(S-14)
Hair&Make:MIYUKI MIYAGAWA(P-cott)
Text:KANAKO KONDO

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