2018.02.23 Fri UPDATE FASHION

いま東京のおしゃれな人はみんな“タックパンツ”を履いている! 2018年春、街で絶対バズる6つのファッションキーワード 〜vol.3〜

いまファッションシーンでは、アメリカントラッドを基調としつつ、タイトフィットで寸足らずなサイジングからクラシックフィットへの回帰がトレンドになり、ボトムスもタック入りでリラックス感のあるワイドシルエットが一気に主流になってきている。ただし気をつけたいのは裾丈。ワイドフィットになった分、サイジングはジャストか、少し短めに合わせないとルーズでだらしなく見えてしまう。そこでオススメなのがクロップド丈のタック入りパンツだ。今のトレンドを踏まえたゆったりとしたシルエットを作りつつ、くるぶしが見えることで軽やかさがプラスされたり、ソックスを挿し色として使ったりも可能。これからの季節には最適なアイテムなのだ。
 

〈[ミロック]〉の九分丈タックパンツ

ハリを備えつつ高密度のサージ素材にストレッチ性をプラスし動きやすさもプラスされた〈[ミロック]〉のタックパンツ。ワタリはゆったりとしつつ膝から裾にかけてテーパードするシルエットはイギリスのジョッパーズパンツをイメージソースに現代的に再構築しており、あらゆる体型をカバーするシルエットを実現している。裾はスラックス仕様のルイス仕上げのため、ワンタックしてより短めに履いても美しい。1万8000円/[ミロック]([ミロック])

 


フラップ付きのヒップポケットの上に両玉禄のポケットを採用。艶のあるサージ素材を採用しているため、スラックス的に上品に着用することができる。

 

〈スティル バイ ハンド〉の九分丈タックパンツ

細番手の強撚糸を使用したコットンキャンバス素材を使用することでリネンのようなドライタッチを実現し、オールシーズンで快適に着用できる〈スティル バイ ハンド〉のトラウザーズ。ワタリにゆとりを作りつつ、裾に向かってわずかに細くなるテーパードシルエットを採用することで綺麗なシルエットでありつつもリラックス感のあるフィッティングを実現している。 1万6000円/スティル バイ ハンド(スタイルデパートメント)

 


股上もローライズに仕立てることでワイドでもスッキリ感をプラスすることに一役買っている。 ベルトループ直下に設けられたインタックに合わせてクリースを入れて履くのもオススメ。

 

〈Y.O.N.〉の九分丈タックパンツ

双糸を用いることで光沢感とハリが出るコットンウエポン生地を使用し、コールドマーセ加工というソーダを使って生地を締めることで更に光沢とハリを強調した〈Y.O.N〉のクロップドパンツ。インタックの2プリーツで腰回りにゆとりを出しつつ、ダブル仕上げの裾はスナップボタン留めを採用することで折り返しの中に誇りやゴミが入っても手入れがしやすいように配慮されている。2万2000円/Y.O.N.(スタジオ ファブワーク)

 


片側のサイドポケットのジッパーには、金具作りに定評のあるイタリア・ラッカーニ社のスーパーラッカーニを採用。実用性はもちろん、デザイン上のアクセントとしても秀逸だ。

 

 SHOPLIST

スタイルデパートメント
TEL.03-5784-5430

スタジオ ファブワーク
TEL.03-6438-9575

[ミロック]
TEL.03-6455-1440

 

Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA
Styling:NAOYA KANAI
Text:SYUNSUKE HIROTA

 

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