2018.03.25 Sun UPDATE LIFE

好きなモノに囲まれる心地良い暮らし ー第三回・バイクー

お洒落な服だけではカッコいい大人とは言えない。自分らしいワードローブを手に入れたMJ世代は、そろそろ次のステップへと向かいたい。大人としてのライフスタイルを完成させるために必要なのは、趣味を満喫することができる自分だけの居場所だ。

Photo : HIROAKI KAWATA、AKITAKA YAMAMOTO、HIROMICHI TABATA/Text : SHUNSUKE HIROTA

 

好きなモノに囲まれる心地良い暮らし -第一回・観葉植物-

好きなモノに囲まれる心地良い暮らし -第ニ回・本-

 

Bike
愛車とツールに囲まれて過ごす至福のガレージ

バイクを2台入れても机に向かうことが可能な間取りを採用。都内の戸建てでガレージライフを満喫するには最適のサイズだ。

 

籠りつつも開放的な100%自由な空間

元々クルマやバイクが好きだった水野さん。自宅を作る際に玄関脇に作ったのがガレージ兼書斎だ。
「僕は建築設計会社の代表として働いているのですが、男性からの要望で一番多いのが書斎とガレージ。僕も自分の家を作る時にそれらの空間が欲しかったので、どうせならいっしょにしてしまおうと作ったのが、この空間です」
家族で暮らす水野さんにとって、ここは唯一わがままを通せる場所。バイクのメンテをはじめ、家に持ち帰った仕事をやったりプラモを作ったりと、どれだけ汚しても家族から怒られない自由な空間だ。
「クラシックミニが入るギリギリのサイズにしています。たぶん僕がミニに乗るのはずっと後なので、歳を取った時にはきっと貴重な車になっていると思って、ガレージでの保管を勝手に予定しています(笑)」

 

 


周囲にヴィンテージモトクロス好きの仲間も多く「S・マックィーンに憧れてた先輩たちに影響を受けた世代です」とのことで、愛車はホンダのエルシノアとハーレー。

 


柔らかな音を奏でるオーディオプレイヤーとレコードラック。

 


海外から直接輸入したという電動シャッターは「見た目が良いのですが、天井からモノを吊るせなくなるのがデメリットですね」とのこと。

 


セルフでメンテナンスをすることも多いという水野さん。ひと通りの工具もしっかり揃えている。

 


ガレージ脇にはガラス窓とドアを取り付け、籠り感がありつつも開放的な空間に。シャッターの隙間から入る風をシャットアウトする効果も。

 


Tokyo
水野了祐さん
HOUSE TRAD代表

1976年生まれ。2012年にリノベーション会社HOUSE TRADを立ち上げる。自社設計による目黒区の戸建てで奥様と娘の3人暮らし。

ニット/エッセンシャルズ、シャツ/エンジニアドガーメンツ、パンツ/ティーエスエス、シューズ/トリッカーズ

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