ビジネスシーンでの“服装の自由化”はありがたいことに“足元の自由化”をも促す。そんな昨今の流れを汲んで、ONでもOFFでも洒脱に足元を彩れるスニーカーを1足ずつ紹介していこう。
ONでもOFFでも使える、デザインとテクノロジーで前衛的なスニーカー
ファッション性の高いドレスシューズも多く手掛ける〈ヒロシ ツボウチ〉が“革靴×スニーカー”の観点で作り上げた逸品。ソールはスニーカーながらも、ラスト設計・製靴技術は革靴メーカーならではのノウハウが詰め込まれている。
3万3000円/ヒロシ ツボウチ(オリエンタルシューズ) 品番HTO-0289
ビジネスでの利便性に長けたブラウンスエードをアッパーに構え、デザインはウイングチップでエレガントな印象に。ドレスシーンでの鉄板である“アズーロ・エ・マローネ(ブラウンとネイビーの組み合わせ)”にも最適な一足。
ウイングチップシューズではキレイめすぎてしまう昨今の足元事情も、凹凸の入れたハイテク感のあるソールにより今っぽさは急上昇。コーデ自体はラフにしたいけど足元はちょっとだけ上品に。そんなシーンにはズバリこちらを。
スタイリング/金井尚也 カメラマン/木嶋光雄(アイテム)、早川岳大(モデル) 文/小林大甫