着用アイテムが多い冬場は組み合わせのテクニックが問われるため、着まわしの重要性が実はかなり高い。マンネリ化が心配なら、まずは本誌おなじみのファッショニスタのコーデ術を参考にしてみよう。4つのヘヴィロテアイテムを軸にした着まわしはヒント満載だ。
スタイルあるファッショニスタの私服着まわし【ビームス 佐藤嘉紀さん】
[A 写真左]キャプテンサンシャイン×アーバンリサーチのダウンJKT
「クラシカルなデザインがたまらないアイテム。ホワイトグースダウンを採用しており保温性も抜群です。表地にはコットンタイプライターが使われています」
[B 写真右]ブラウンズビーチジャケット×フリーマンズ スポーティングクラブのベスト
「フリーマンズのバーバースタッフ、香西の意見を反映したコラボベスト。カバーオールのディテールを落とし込んでおり、ワークテイストを感じさせます」
[C 写真左]フリーマンズ スポーティング クラブのニット
「限界度詰で編んだウールニット製でヘヴィロテしてもほとんど型崩れを起こしません。プレーンなデザインで使い勝手も良く、活用頻度はかなり高いですね」
[D 写真右]フリーマンズ スポーティング クラブのツイードパンツ
「良質なシェットランドウールを100%使用。ハリ・コシとソフトな風合いを両立しています。ややゆとりのあるシルエットで男らしい装いとマッチング良好」
ワークスタイルを紳士的にモディファイ
「落ち着いた秋冬らしいカラーで骨太さを抑え、大人のワークスタイルに。色みがやや重いので、小物で光りモノをプラスしました」
スウェット/ループウィラー×フリーマンズ スポーティング クラブ、パンツ/フリーマンズ スポーティング クラブ、時計/チュードル、ハンチング/マニュファクチュールデュベレー
ボリューム対比でリズミカルな 着こなしを構築
「ダウンに量感がある一方で、インナー&パンツのフォルムはジャストで統一。シルエットで強弱を出したアウトドアスタイルです」
パンツ/ピセア、シューズ/ヴァイバーグ、ハット/シュプリーム、サングラス/ユーズド、時計/チュードル
肩の力を抜いた洒脱なセットアップ
「キッチリ感あるセットアップコーデを、インナーのニット使いでカジュアルに。ハットとサングラスで男っぽさも加えました」
ジャケット、パンツ/ともにフリーマンズ スポーティング クラブ、シューズ/ヴァイバーグ、ハット/シュプリーム
温かみのあるウエアを多用し季節感を創出
「スウェードアウターにニット、ツイードパンツと、温もりたっぷりなアイテムで季節感に訴求。色調もダークトーンで冬らしく」
ジャケット/フリーマンズ スポーティング クラブ、シューズ/フリーマンズ スポーティングクラブ×ランコート
アウターのシルエットが引き立つスタイリング
「使用アイテムを最小限に抑え、ダウンのクラシックなフォルムを強調。ツイードパンツと合わせてレトロアウトドアを狙いました」
シューズ/フリーマンズ スポーティング クラブ×ランコート