旬を意識してアウターを選ぶことは大事。けど、本物を知る大人なら流行り廃りとは無縁な完成された名作を1着は持っておきたいもの。ここで紹介するのは、時代を経ても変わらない魅力を放つマスターピース。年齢を重ねても最高の相棒であり続けるはずだ!
マッキントッシュかバブアーか、英国2大老舗の殿堂入り名品定番アウター
〈アルファ〉のMA-1と〈ショット〉のライダース!殿堂入り名作アウター
「マッキノーウールクルーザー」と言えば〈フィルソン〉の代名詞。最上級のバージンウールを使って、昔ながらの製法で仕立てられる。撥水性・通気性・発汗散性に富み、快適に着用可能。5万2000円(アウターリミッツ)
カナダの老舗ニッターが放つカウチンは、地厚な編地で撥水&防寒性に特化。こちらは別注アイテムとなり、50’s~60’sのアーカイブで使われていた柄を特別に用いている。3万5000円(ジャーナル スタンダード表参道)
1933年に産声をあげ、今なお色褪せない不朽の銘品「ストームライダー」のボアライナーバージョン。優れた保温性で真冬も活躍必至だ。ボディには温もり漂うコーデュロイを使った。1万5000円(リー・ジャパン)
SF小説『パターン・レコグニション』で登場する、本来は存在しない〈バズリクソンズ〉の黒MA-1。それをモチーフにリリースした「ウィリアム・ギブソン コレクション」の一枚。5万5000円(東洋エンタープライズ)
1950年代に英国の沿岸警備隊が着用していたヴィンテージからインスパイア。超高密度なウール生地は日本の機屋にて織り上げられている。コンビ素材は風合いの良いタンニンレザー。7万6000円(アウターリミッツ)
ミリタリー服としての本格的機能は踏襲しつつ、タウンユースのために軽量な中綿を使った「N3-B コマーシャル」。すらりとしたスレンダーフィットも見どころで、野暮ったさとは無縁。2万9000円(アヴィレックス 新宿)