2018.11.29 Thu UPDATE FASHION

ニットか?フリースか?冬のインナー選びの正解教えます。

せっかく最旬アウターが入手出来ても、その魅力を活かすインナーがなければ宝の持ち腐れ。そうはならないよう、インナーの定番“ニット&パーカ”の中から今選ぶべき一枚を導き出す!
秋冬の装いでは、インナーにアクセント効果を求めがち。しかし大人の装いという点では“自然体で洒脱に見えるか”の方が重要なのだ。

あなたはニット派?パーカ派?今年の冬、選ぶべきインナーはこれ

【カーキのニット】

 

タフなムードで男らしさを際立たせる

メンズカジュアルにおける永遠の定番のひとつが、ミリタリー。その武骨な雰囲気を演出してくれるカラーがカーキだ。ざっくりと編み込んだニットを肉厚のウールジャケットに重ねれば、こなれ感と大人っぽさに拍車がかかり、タフで風格漂う男の着こなしが完成。
ニット2万2000円/トゥモローランド トリコ、パンツ1万6000円/ブルーワーク(ともにトゥモローランド)、ジャケット14万5000円/バーグファベル(アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店)、カッ トソー6000円/アダム エ ロペ(同・ジュンカスタマーセンター)


ザラっとしたウールの質感、長めに設定されたリブなど、ミリタリーライクな仕上がりに。首後ろには頭文字「NC」があしらわれたパッチをデザイン。2万4000円/ナイジェル・ケーボン(アウターリミッツ)


男っぽさ、大人っぽさを求める人々に人気が高いタートルネック。落ち着きのあるカーキならその魅力も倍増。ハイゲージがゆえの品の良さもポイントだ。2万8000円/アー・ペー・セー(同・カスタマーサービス)

 


【ブラウンのニット】

地味さはユーティリティ性の高さの証明

地味な印象を持たれがちだが、意外にどんなアイテムとも相性の良い万能色がブラウン。中でもアメカジの 基本であるデニムのブルーにはよくハマる。ワンウオッシュした濃紺のGジャンの下に気負わずレイヤード。それだけで、こなれたデイリースタイルが楽しめる。
ニット3万2000円/フィルメランジェ(同)、Gジャン3万3000円/サイベーシックス(マスターピースショールーム)、シャツ1万8000円/トラディショナル ウェザーウェア(同・青山メンズ店)、パンツ1万1800円/グラミチ×ナノ・ユニバース(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)


国内生産にこだわり山形メイド。袖下の編み方を変え、デザイン的アクセントに。ブラウン一色ではなく同系色の糸をミックスさせ編み込んでいる。1万6000円/アダム エ ロペ(同・ジュンカスタマーセンター)


身幅を広めにとって、袖も長めにデザインされているが、ラグランスリーブなので運動性はしっかりと確保済み。一見クラシカルだけどフォルムは今ドキ。3万2000円/ヴァイナル アーカイブ(エルエムエイチ)

 


【フリースのパーカ】

いくら肌寒くとも、着ぶくれしている姿はスマートじゃない。そこで出番となるのが、薄手でも保温性に優れたフリースパーカ。

洗練さの中にもリラックス感を呼び込む

ざっくり羽織ったミドル丈ジャケットでリラックス感を狙ったスタイルが、フリースパーカを重ねることでよりウォーミィに。とはいえ総体的には縦を強調したIラインシルエット。シンプルだからこそシルエットを崩さず、素材で季節感とこなれ感を落とし込んで正解。
パーカ1万8000円/ヴィリダリ(同・中目黒)、ジャケット1万9000円/ファイドアウト(HEMT PR)、カットソー1万円/ピッグ&ルースター(同)、パンツ2万円/ブラックレーベル・クレストブリッジ(SANYO SHOKAI カスタマーサポート)、スニーカー2万4000円/ラブレス(同・青山)、ソックス、スタイリスト私物


軽快なライトグレーのボディカラーによって素材の重厚感を緩和。さらに袖と裾にリブをあしらい、スポーティなフォルムを描き出した。1万9000円/リーセンシィ オブ マイン アバハウス(アバハウス 原宿)


ボアフリース仕様の別注ヒット作が今年も登場。立体感のある二重仕立てのハイネックフードが温かみ。7900円/チャンピオン×サニーレーベル(アーバンリサーチ サニーレーベル グランツリー武蔵小杉店)


フード&フロントポケット部分を微光沢のポリエステル素材で切り替え。フロントをスナップボタン仕様にすることでよりアウターライクな印象に。パイピングも効いている。4万6000円/08サーカス(08ブック)

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