2016.05.27 Fri UPDATE CULTURE

WEB特別版 映画通が選ぶ
「男が泣ける男の映画」第2回

いつしか大人になるにつれ、「あまり泣くことがなくなったなぁ…」なんて思っている人も多いはず。そんなあなたも、MJが自信を持って泣かせます! 映画通の俳優、監督、ファッション業界人が、絶対に泣ける感動作品をリコメンド!

ビームス クリエイティブディレクター・窪 浩志さんが選ぶ「男が泣ける男の映画」

東京物語 小津安二郎監督

「泣けない人はいないと思います」

記事内 東京物語
「原節子さんが演じる、お嫁さんが義理の両親を思いやる隅々のシーン。そして、わざわざ東京に子供達夫婦・家族に会いに来たにも関わらず、両親はあまり歓迎されずに、子供達の配慮で東京から熱海旅行へ出されてしまう結末。その旅行先での「子供達は忙しいから仕方ない! 忙しいことは良い事だよ!」といつまでも子供の事を想う両親の広い心に・・・泣けない人はいないと思います。その浴衣姿で熱海の海を眺める老夫婦の姿は美し過ぎます。(涙)今もDVDなどでたまに観ますが、一度、海外出張の時に飛行機の中で観て、号泣して鼻水垂らしていたら、CAの方が笑ってました。分っていても、やっぱり泣けますね。親を思い出した時。自分の親が面倒臭いなぁーって想っている人にはぜひ、観て、親御さんの気持ちを少し理解してもらいたいです。(笑)」

 

 

記事内 窪さん

〉〉窪 浩志さんが選んだ他の2作品は『Men’s JOKER6月号』でチェック!

 

[PROFILE] ビームス全体を指揮するクリエイティブ・ディレクター。東京ディズニーシーやセブンイレブン、SMAPなどさまざまな異業種、さらには自らが愛するDeNAベイスターズとのコラボレーションを実現。

 

次回、映画監督・永井 聡さん編は5月31日[火]更新!

 

図2

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