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2016.07.16 Sat UPDATE CULTURE

フジロックで最注目バンド「SLOT MACHINE」に
MJが先行インタビュー!

フジロックで最注目バンド「SLOT MACHINE」に<br> MJが先行インタビュー!

フジロックで最注目バンドに
MJが先行インタビュー!

いよいよ開催まで残りわずかとなった、フジロックフェスティバル。今回は20周年ということもあり、例年以上にゴージャスなラインナップで、心躍らせている人も多いのではないだろうか?
また、同時にこれまで出会えなかった音楽の魅力も体感できるのが、このフェスの魅力。
そのなかでも今年ぜひ注目していただきたいのが、タイ出身の4人組バンド、スロット・マシーンである。2004年にデビューし、これまでにリリースした5枚のアルバムはどれも大ヒット。さらにリンキン・パークやジェイソン・ムラーズなどのサポートアクトも務め、今やその人気はタイを超え、アジア規模にまで達しているのだ。そんな彼らが、今年リリースした初の英語アルバム『SPIN THE WORLD』を携えて、フジロックで初パフォーマンスを披露することになった。

「(日本初パフォーマンスに関して)不安に思う気持ちは全くないよ。今ボクらが手にしているありとあらゆるものを、最新アルバムとショーのすべてにつぎ込んでいるんだ。ボクらはパフォーマンスに情熱を持っているし、自分たちの音楽を世界に披露したいと強く願っている」

1970年代から活躍し、これまでザ・ローリング・ストーンズやU2、MGMTなどそうそうたるアーティストを手がけ、グラミーはもちろん大英帝国勲章も受章している大御所、スティーヴ・リリーホワイトをプロデューサーに迎えて制作した最新アルバム。

「彼は自分が気に入った音じゃなきゃプロデュースしてくれない人。だから、引き受けてくれると聞いた時は天にも昇る気持ちだったよ」

サウンドは、洋楽ロックのエモーショナルな部分、さらにJ-POPにも通じる明快なメロディ、さらに彼らが暮らす東南アジアの雰囲気などを織り交ぜた、エキゾチックな世界。懐かしいんだけど新しい、不思議に心に響くもの。特に収録の「Say What You Want」は、心をグッと掴むキャッチーなメロディと、サイケデリックとオリエンタルが混ざったバンド・サウンドがいつまでも耳に残る(MVはこちらをチェック→https://youtu.be/WDSWYGwr63k)。

「メロディとリズムに関しては、タイっぽさを意識した。どうしても、地元の雰囲気を(世界の人々に)体感してもらいたかったからね。また歌詞に関しては、ボクらが信仰している仏教の世界を暗示しているんだ。それらを駆使することで、人々を励ますことができると思うから」

フジロックのステージでは、我々に新鮮な驚きを感じられると共に、毎日を力強く生き抜くためのエネルギーを蓄えられそうだ。

「フジロックの噂はタイにも届いていたから、出演できるのが楽しみ。そこでタイのバンドのすごさを、みなさんに知ってもらいたい。今年唯一のタイ出身バンドだからね。ボクらのすべてを披露するつもりだよ。絶対にみなさんが気に入ってもらえる曲があるはず。会場で一緒にジャンプをしよう!」

 

【プロフィール】SLOT MACHINE
メンバーは、Foet(Vo)、Gak(B)、Vit(G)、Auto(Dr)。2004年タイ・バンコクにて結成。フジロックには7月24日のレッドマーキーにて11:30~出演が決定。最新情報→https://www.facebook.com/SlotMachinejp/

 

【発売中】 『SPIN THE WORLD』
BEC-Tero Music/輸入盤/発売中
通算6作目であり、初の英語詞アルバム。スリリングかつドラマティックなバンド・サウンドから、じっくり聴かせるナンバーまで、多彩な構成。また、そこからはめまぐるしく変化を遂げる東南アジアの勢いも感じさせる。

図2

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