2018.06.14 Thu UPDATE FASHION

2018年版【ユニクロ、GU、GAP】生地、シルエットetc.「チェックシャツ」微差図鑑

バリューアイテムはどれも似たり寄ったり……というのは今や昔。最近のものはクオリティが高い上、各ブランドのこだわりが色濃く反映されている。合理的な選択をするためにも、それぞれの特性をしっかり理解しておくのが得策だ。本特集ではロープライスなチェックシャツを徹底的に比較し、違いを細かく検証した。

 

ユニクロ、GU、GAP!! クオリティー高いコスパなデニムシャツを徹底比較!

ユニクロ、GU、無印良品、ザラ、H&M、GAP、買いの白シャツどれだ?

 

UNIQLO


¥1,990
品質の高い超長綿を惜しみなく使いながらも、リーズナブルなプライスを実現するあたりはさすが〈ユニクロ〉。シンプルなカラーリングの1枚だから、汎用性にも富んでおりカラバリで揃えたくなる。

 


シルエット
身幅・着丈ともに標準的なレギュラーフィット。ワイドからスリムまで、あらゆるボトムスとなじむ。

 


襟元
台襟が若干高めで、立体感のあるBDカラー。襟がめくれないように、背面にはバックボタンを配している。

 


生地
超長綿を使った高密度ブロード地は、表面に微起毛加工が施されているのがキモ。どことなく優しげな表情だ。

 

3回洗濯後のサイズ変化
身幅 51㎝ → 51㎝
袖丈 56.5㎝ → 55㎝
着丈 76㎝ → 73.5㎝

着丈の縮み幅が2.5cmとやや大きい。最初から微起毛加工が施されているため、毛羽立ちは気にならなかった。

 

 

GU


¥990
さまざまなテイストのスタイリングと高い親和性を見せるギンガムチェックシャツ。背面にボックスプリーツを施すことによって、肩や腕に充分な可動域を確保している。ショート丈も特徴的だ。

 


シルエット
3タイプの中でダントツの短丈だった今作。身幅と袖幅はある程度の余裕があって、締め付け感はナシ。

 


襟元
唯一ボタンダウン仕様でなかった〈GU〉のチェックシャツ。襟羽根の角度はやや広めで、ほのかに品の良さが。

 


生地
少し薄手のブロードクロスゆえ、暖かい時期にはおあつらえ向き。コットン100%素材の心地良い肌触りも好印象。

 

3回洗濯後のサイズ変化
身幅 53.5㎝ → 53.5㎝
袖丈 56.5㎝ → 55㎝
着丈 71㎝ → 70㎝

多少の縮みは見られたが、問題ないレベル。生地の風合い変化も少なく、価格以上のクオリティは間違いない。

 

 

GAP


¥6,900
ゆったりしたシルエットにベーシックなカラーリングで使い勝手良好。シャリっとした織り地も持ち味で、肌触りはコンフォートだ。スリムフィットの展開もあるが、こちらはスタンダードフィット。

 


シルエット
ご覧の通り、袖・身頃とも余裕がたっぷりとあるリラクシングなシルエット。着丈は腰を覆うほどの長さだ。

 


襟元
襟のフォルムは至ってスタンダードで、一時の流行に左右されない。ボタンは艶感のあるタイプを起用。

 


生地
ファブリックは薄手で滑らか。さらに、豊かな発色も備えており街映えする。ストレッチ混なのもうれしい。

 

3回洗濯後のサイズ変化
身幅 57㎝ → 56㎝
袖丈 61㎝ → 59.5㎝
着丈 77㎝ → 76㎝

薄手ゆえに多少の縮みは致し方なし。だが、そもそもフォルムに余裕があるのでさほど気にならないはずだ。

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