2018年のサングラスのトレンドは、レトロクラシックへの回帰傾向にある。その象徴とも言えるのがブリッジが2本あるこのタイプだ。80年代のちょいダサい乗りをあえてアピールするのに打ってつけなのだ。数あるダブルブリッジの中から、ファッション業界人の投票で選ばれた5本をランキングで紹介していこう。
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ガラスレンズに特化したティアドロップ
薄く軽く、様々な光学特性を持った機能性ガラスレンズを採用したアビエイタータイプのティアドロップ。掛け心地はもちろん、視認性にまでこだわるサングラス玄人たちも興味津々。3万5000円/シングラス(ブリンク外苑前)
選者の声
男っぽいアメカジからモードな着こなしまで対応可能。大人の男にはティアドロップが必要だと思います。(スタイリスト 深澤勇太さん)
ハ−ドボイルドな佇まいのオールブラック
ティアドロップ&ダブルブリッジのメタルフレームというだけで男っぽいのに、ツヤを抑えたマットな黒で統一し、よりダンディな顔立ちに。合わせやすくスタイルを問わない万能選手だ。2万8000円/ワンダーランド(サワノ)
選者の声
世間的にもワントーンスタイルが人気継続中だし、オールブラックはハマりやすいのではないでしょうか。(スタイリスト 尾後敬太さん)
高級感漂うユニークなダブルブリッジ
装飾性の高いダブルブリッジのデザインが面白いティアドロップモデル。テンプル部分に施された彫金によりさらに芸術点も加味。配色にもラグジュアリーさがあふれる。4万1000円/オリバーピープルズ(同・東京ギャラリー)
選者の声
ダブルブリッジ=ティアドロップという定番路線は崩さず、巧みにアレンジが加えられていてかなり新鮮!(スタイリスト 来田拓也さん)
スタイリッシュなティアドロップが美しい
ティアドロップ型のレンズシェイプは同ブランドのセルモデルでは初登場ということで、期待の結果2位に。ブリッジのテクニカルな構造も、モノとしての興味を引くとの好評価。4万8000円/アイヴァン 7285(同・トウキョウ)
選者の声
クセの強いダブルブリッジフレームのなかでも、かなり上品。自分で掛けるとすればコレを選ぶと思います。(ライター 廣田俊介さん)
最高得票数を獲得した大傑作の1本
美しくカーブを描くリムと、メカニカルな匂いのするメタルパーツのバランス感がちょうど良いという意見が多く、高級アイウェアブランドならではクオリティの高さが物欲を刺激する。6万5500円/マイキータ(コンティニュエ)
選者の声
クリップオンレンズを装着したような見た目が個人的に好み。合わせやすさも高ポイントの所以ですね。(ユナイト ナイン プレス 大桃祥弘さん)
繊細なブリッジの感じが◎。男らしさはあってもボリュームダウンされている分、取り入れやすそうです。(フリーランスPR 白井教政さん)
1位のサングラスを掛けたらこんな感じ
2本のアーチが美しい曲線を描き存在感たっぷり。ちょっとレトロな男らしさも演出してくれる。
【採点方法】
ファッション業界の識者20人にアンケートにて回答をしてもらった。各部門ごとに多数あつめたサングラスの中から、各人が1~5位までのアイテムを選び、順位付けし、1位=5point、2位=4point、3位=3point、4位=2point、5位=1pointとpointに変換、その合計数を得票数として表示している。
【投票者】
PR/プレス:白井教政、大桃祥弘、スタイリスト:尾後啓太、金井尚也、川崎英治、高塩崇宏、深澤勇太、来田拓也、与那嶺龍士、カメラマン/木嶋光雄、ライター/エディター:菊地 亮、国領麿人、平 格彦、TOMMY、名知正登、廣田俊介、ヘアメイク:菊池倫徳、速水昭仁、MJ編集部:岡田 太、増子剛史(以上、敬称略。)