いろいろなアウターに袖を通してきて、最終的に辿りつくのはやっぱりブラック。ここでは人気ブランド発の黒アウターを紹介。デザインや素材、ディテールにこだわり尽くし、単調な黒アウターとは一線を画した注目株を選び尽くした。黒本来の着回しやすさを備えつつ、今のトレンドもしっかり押さえたアウターたちは、冬のヘヴィロテアイテムとして活躍すること間違いなしだ。
表面にシボ加工を施した、表情豊かなイタリア産カーフを素材にセレクト。しなやかなタッチなので、バイカージャケットながら洗練された雰囲気だ。防風性に配慮して、襟元と袖口にはリブを配した。25万円/サイ(マスターピースショールーム)
「アイエスオーピーク2L」という、伸縮性・防水性・軽量性など多彩な機能を備える生地で仕立てられた「ハイブリッジ ベースジャケット」。中綿には750フィルパワーを誇る高品質なダックダウンを封入した。7万8000円/カナダグース(同)
アメリカ軍のミルスペックを元に作られた屈強なナイロンツイルを採用し、撥水性&防風性に特化。デザインはN-2Bジャケットをベースに独自にアレンジ。胸元に付くミリタリーテープがアクセントに。5万4000円/ヒステリックグラマー(同)
身幅をたっぷりと取ったオーバーシルエットのダブルライダースゆえ、さまざまなレイヤードスタイルを楽しめる。ボディの牛革は愛用するほどに柔らかさを増すので、育て甲斐も充分だ。10万円/イエスタデイズ トゥモロウ(ベンダー)
最上級綿として名高いフィンクスコットンを惜しみなく使ったフィールドコート。上質な光沢は着こなしに品格をプラスする。ガウンの要素も取り入れており、ダブルの前合わせやウエストベルトが印象的だ。6万9000円/サヴィー(スリー)
3レイヤーのゴアテックス素材を駆使した、本格的なアウトドアにも対応するコート。スマートデザインだから都会的なスタイルにもマッチ。なお襟にはフードが収納されていて2ウェイで着用できる。7万2000円/ポートニック(バーリオ)
背面に大きなアクションプリーツが設けられた、ビッグシルエットのカバーオール。通気性を考慮したベンチレーションや風を防ぐインナーリブを始め、実用本位な意匠も高評価だ。7万7000円/ウィリー チャヴァリア(ジェットン ショールーム)
かつて展開していたアーカイブモデルを基盤として、今季らしいスポーティなルックスへと昇華。ポケット数が充実しており収納性に長けるほか、表地とは対照的な色鮮やかなライニングも目を引く。5万8000円/ディーゼル(同・ジャパン)