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2016.08.22 Mon UPDATE CULTURE

2016年注目のソロアーティスト
Leolaが2ndシングル「Let it fly」を発売!

2016年注目のソロアーティスト<br>Leolaが2ndシングル「Let it fly」を発売!

2016年注目のソロアーティスト

Leolaが2ndシングル「Let it fly」を発売!

――前作「Rainbow」に続き、2ndシングル「Let it fly」が完成しました。タイトル曲はどのようなイメージで制作したのでしょうか?
Leola「当初は夏にみんなで楽しく騒げるような楽曲をイメージして制作に取りかかる予定でした。でも、自身の身近でいろいろと考えさせられる出来事があって、こういう時こそ歌を通して自分の気持ちやメッセージを届けるべきだと思ったんです。そこから曲を書き始めたら、どうしてもメッセージが強くなってしまった。もっと音楽として楽しんで聴けるような曲にしないと、何も伝わらないんじゃないかと思って何度も何度も書き直しました。結果的にタイトル曲の「Let it fly」は夏のさわやかなラヴソングの中に自分が伝えたかったメッセージを沁み込ませた楽曲に仕上げる事が出来ました。穏やかな日常であったり、自分を応援してくださる方がいたりすることって、決して当たり前のことではないんですよね。距離や時間を越えていつも自分の近くにいてくれる人や毎日の生活に対して、「ありがとう」や「大好きだよ」って言葉を伝えるのはとても大事なことだと改めて感じたんです。秘めている想い、普段なかなか言えないことも、言おうと思った時に伝えるべきだと私は思うんです。そんな気持ちを、私は今、歌うべきだと思って制作しました」

――Leolaさんご自身による作詞ですが、どの歌詞に思い入れがありますか?
Leola「サビの〈「あなたが好きだよ」って言えたなら 何かがきっと変わるはず〉ですね。最初からラヴソングを書こうと思ってスタートして曲ではないので、このストレートな表現も最後の最後で出てきた言葉なんです。さっきお話した私の想いやメッセージを込めるなら、きれいな言葉よりも言葉として力のあるフレーズにしたかったんです。もちろん夏のさわやかな要素もたくさん散りばめたので、しっかり夏のラヴソングになっていると思います」

――冒頭の歌詞から夏の情景をイメージさせますもんね。
Leola「はい。思い描いたのは、離島に住んでいる男の子と女の子の話。ふたりは幼馴染で、女の子が彼のことを昔からずっと好きなんです。でも、自分の気持ちを伝えてしまうと今の関係が壊れてしまうかもしれないと思って言い出せないんですよ。現状のままでも心地良い関係だし、別にいいかなって思っていた矢先、彼が自分の夢を追って島を出て行ってしまうことに…。その事実を知った女の子が、自分の気持ちを伝えようと決心するラヴ・ストーリーを描きました」

――タイトル「Let it fly」に込めたメッセージについても教えてください。
Leola「例え離れ離れでも空ではつながっていられる、同じ空の下にいられる、そんな想いです。うまく言葉で伝えることができなかったとしても、秘めていた想いが胸から飛び出して飛んで行ってくれたら、その想いのかけらは伝わるかもしれない。だから、とにかく想いよ飛んで行け! という気持ちの強さを「Let it fly」という言葉に込めました。歌詞でも〈Let it fly、Let it fly…〉と呪文のように唱えていたりします」

――〈Let it fly、Let it fly…〉の後、曲も展開していきますよね。歌詞から読み取れる感情とサウンド・アプローチがリンクしているので、自然と楽曲の世界観に引き込まれました。
Leola「そう言っていただけると、とても嬉しいです。曲の冒頭はピアノで始まって、だんだんと楽器が増えていってリズムも入って、最後はギターも加わって自由に演奏しているイメージです。曲調でも戸惑っている気持ちから決心した時の力強さまで表現できていて、心持ち一緒に曲も盛り上がっていく構成なんです。歌詞でも曲調でもストーリーを語ることのできた曲になっていると思います」

――レコーディングの際に意識したことや新たな挑戦になったことがあれば教えてください。
Leola「Aメロでは季節感と情景をイメージさせたかったので、気持ちをこぼすような歌い方を意識しました。そこからクライマックスへ向かうにつれて心を開放していくという。ラストのサビは、実際のレコーディングでも自分が解き放たれたような感覚で歌っていました」

――MVはどのような映像になっているのでしょうか?
Leola「秘めた想いを伝えたいという曲なので、大切な人へ送るビデオレターをコンセプトに撮影しました。自分でスマートフォンを持って撮影したので、限りなく日常に近く距離感も近い、とってもパーソナルな映像に仕上がっていると思います。今回はMVもジャケット写真も海で撮影しました」

――そのジャケット写真のアートワークの世界観で意識したこととは?
Leola「朝の太陽が差し込む中、海でお馬さんと一緒に撮影しました。ビーチ・ミュージックというキーワードから海は外せないシチュエーションですが、馬と一緒という画が少し現実世界から外れたイメージになっているのかなと思います。〈Let it fly、Let it fly…〉が呪文のようだと言った通り、まるで魔法にかかったようなイメージのアートワークになっていると思います」

――一緒に写っている馬もかわいいですよね。
Leola「そうなんです! 本当にかわいいお馬さんでした。あんなに(ジャケット写真のように)顔を近づけてもぜんぜん怖くなかったんです。仕上がりもとてもかわいく撮れていたのが嬉しかったです」

――今作は夏のシングルでしたが、Leolaさんの夏の思い出と言えば?
Leola「高校生の頃、自転車で真夏の空を見上げながら駆け抜けたのは、青春だったなぁと思い出しますね。夏のちょっと低いモクモクした雲の下、大好きな人の部活を見に行ったり。今回の制作を通してやっぱり夏は恋の季節だと改めて思いました」

――デビューから2ndシングルを経た今、今後の目標についても聞かせてください。
Leola「さらに多くの方々へLeolaという存在、そして曲を届けさせていだだきたいと思っています。ゆくゆくは私自身がみなさんにとっての太陽のような存在になれたら本当に嬉しいです」

――最後に今作やインタビューを通してLeolaという存在を知っていただいた方へメッセージをお願いします。
Leola「ぜひライヴに来ていただきたいです! これまでの作品も今回の作品も偽りのない私がそこにいます。今回のシングル作品を通して「Leolaとはどんなアーティストなんだろう?」といろいろ想像していただけたら嬉しいですし、それを確かめにライヴに足を運んでみてください。お待ちしています!」

 

【PROFILE】
Leola(レオラ)
ハワイ語でLeoは声、laは太陽。「太陽の歌声」を意味する、2016年注目のソロアーティスト、Leola。今年4月「Rainbow」でデビュー。また、4月クールに放送されたフジテレビ系月9ドラマ『ラヴソング』にて、大物女性シンガー・シェリル役に大抜擢され、女優としてのデビューも果たす。8月24日、2ndシングル「Let it fly」をリリース。

【ライヴ情報】
公式HPをチェック! www.leolalala.com/

 

 

図2

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