根っこを水に浸けて植物を育てる水耕栽培が楽しい。
水中で根がどんどん伸びる様は実に見ていてワクワクする。
透明ケースで巣の断面が丸わかりになる蟻の観察キットに通じる楽しさがある。

最近この水栽培の多肉植物やサボテンを売る店が増えてきた。
だけどせっかくなら自分でゼロから根を育ててみてはどうだろうか？
ペットボトルや試験管など市販のものとは違う透明容器でオリジナルを作るのはどうだろう？
-作り方は簡単-
好きな多肉植物を買って来たら、土から出して、根本から全部根を切ってしまう。
なぜなら今までの根は土にしか適応しておらず、水の環境に慣れていないからすぐに根腐れしてダメになる。
だから思い切り根は切ってしまおう。
それから数日～数週間放置すると新しい根が出てくるので、それを水に浸してあげよう。
多肉類だからその期間、水を一切与えなくても問題なく育つ。
あまりに根を出さない場合は切った側面あたりが水に浸かるように瓶に置いてあげると、触発されて根を出してくる。
根から上の本体を濡らさないように、そして夏は特に直射日光を避けるように。
多肉系って強い太陽を好みそうだけど、それは間違い。多肉植物を夏に枯らす人はとても多い。
そして水耕栽培なのですぐお湯になるから、適度に明るく風通しの良い場所がベストだ。直射日光はダメ。
これらを守れば楽しい水耕栽培が出来るので是非!!

PROFILE
エンドケイプ
作詞家・クリエイター・バナナーティスト
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室外機マニア　http://sonzai.net/