パントビスコ氏のカオス絵日記展に行ってきた。
所狭しと貼り付けられた彼の絵日記作品は言葉と絵のハーモニーが絶妙で、時に恐怖すら感じる前衛的作品に仕上がっている。
ちなみにこの背景全て彼の絵日記だ。
下から上まで全て面白く、全てとんでもない。
絵日記を書く生徒とそれに赤ペンでコメントする先生という構図で成り立っているのだが、そこにあるのはカオスだ。
絵日記という〝他人の送る人生の生々しさ〟を客観的に読む事で感じる背徳感、それ故の好奇心。
そんな第三者の心理がパントビスコ氏の描く絵と言葉の世界への侵入を加速させる。
絵日記というちょっと可愛いフレーズで読み手の油断を誘った上で、鋭利な刃物が飛び出してくる。
ちょうど季節は夏休み。
心から笑い、心からドン引く絵日記展に行ってみたらいい。
パントビスコ氏の世界観はインスタグラムでも随時更新中。
https://www.instagram.com/pantovisco/
「パントビスコのカオス絵日記展」
開催日時
2016年8月20日(土)~8月31日(水)
開催場所
トーキョー カルチャート by ビームス (原宿)
PROFILE
エンドケイプ
作詞家・クリエイター・バナナーティスト
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室外機マニア http://sonzai.net/