2018.01.19 Fri UPDATE CULTURE

史上初!? ついに5次元アイドルが出現!『ドリフェス!R』から飛び出した5人組ユニットDearDreamって知ってますか?【前編】

5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!R』から飛び出した5人組ユニット・DearDream。2次元のキャラクターを演じつつ、本人たちもライブ活動などを行うという新しい形での展開に注目が集まっている彼ら。ワールドワイドな活躍への第一歩を踏み出しつつあるDear-Dreamにグループの成り立ちや、今後の野望などを前後編にわたって語ってもらった。

カメラマン/木嶋光雄 取材・文/加藤 蛍


石原壮馬(赤担当)、溝口琢矢(青担当)、富田健太郎(黄担当)、太田将熙(緑担当)、正木郁(薄紫担当)によって結成された5人組ボーイズ・グループ。2016年3月に「NEW STAR EVOLUTION」でCDデビュー。

――まずは初めてDearDreamを知る方に向けて、自己紹介をお願いできますか?

溝口琢矢(以下:溝口) 「僕たちは『ドリフェス!R』という5次元アイドル応援プロジェクトから誕生したグループです。アニメーションやアプリで展開されている『ドリフェス!R』という作品の中でDearDreamのキャラクターの声を演じたり、楽曲を歌ったり、ライブをしたり、色々なことをさせてもらっていて。5次元という言葉ってなかなか聞き慣れないと思うのですが、2次元の中ではもちろん、3次元の世界でも活動をしているので、2次元+3次元で5次元なんです」

太田将熙(以下:太田)「たぶん一般的に考えると5次元って宇宙空間とかになっちゃうんですけどね(笑)。最初は僕たちも2.5次元という枠組みの中で活動をしていたのですが、続けて行くうちにアニメやアプリの中で活動している2次元のDearDreamと、生身の僕たちが演じている3次元のDearDream、どちらも一心同体の運命共同体でお互いに切磋琢磨する関係性だからこそ、5次元を名乗ることになったんです」

富田健太郎(以下:富田)「だから、キャラクターの好きなものや、アニメの中のストーリーを実際の僕たちに起きたことを題材にしてもらっていたりとか、共通点がとても多くあるんです」

正木郁(以下:正木)「アニメの世界観に僕たちの実際の活動が反映されることも多くて。ライブに来てくださったファンの方の声が、アニメで使われたこともあるんですよ」

 


――そんなことがあったんですか?

正木「そうなんです。ライブ中にファンの方が言ってくださる“イケるっしょ!”というコールがあるのですが、それをアニメの中で使ってもらって。僕の描いた絵がアニメで使われたこともあったり、もともとある世界観にどんどんプラスアルファされていった部分が多いので、5次元というDearDreamならではの名称はとてもしっくり来ています」

 

――DearDreamならではの魅力ってどんなところだと思いますか?

石原壮馬(以下:石原)「大きく分けて3つあると思うのですが、1つはアニメです。僕たちはもともと役者の仕事をしているメンバーが多いので、声優は初挑戦だったんです。そうやって体当たりで挑戦させていただいたアニメが1stシーズン、2ndシーズンと続いて行くにつれてメンバーも成長できたと思います。もう1つはライブです。ライブはアニメとは真逆で、僕らが全面に出て活動をさせていただいていて。歌、ダンス、MCとそれぞれに気合いを入れてステージをお見せできるようにしています。そして最後は配信番組やラジオ。ここではパーソナルな部分をお見せ出来ていると思うので、ライブとはまた違った素のDearDreamを見ていただけるのかな、と」

――アニメやゲームの声優もみなさんが担当されているというのは、たしかにDearDreamならでは、という感じがしますね。キャラクターや声を担当されていることで、ご自身もそのキャラクターの性格などを意識することもあります?

溝口「意図的に意識することはあまりなくて、担当キャラクターと素の自分は似ても似つかない部分もあったりするんですよ。でも、その似ていない部分をお互いで理解していったような感覚で。キャラクターに対してちょっと“?”と思うようなことがあっても、それを否定はせずになんでこういう行動を取るんだろう、どうしてこういう言葉を選んだのかな、と理解するところから始めて向き合って来たという感じなんです。キャラクターと自分自身が尊重しあっているようなイメージでやらせていただいています。でも、例えば壮馬を見ていると、まっすぐなところは奏と似ているんじゃない?とか思ったりもしますし」

石原「キャラクターに寄せに行っている訳ではないのに、ふとした日常で似ているなって自分でも感じることが多いのが不思議で」

――みなさんの中で、ご自分が担当されているキャラクターはどういった存在なのでしょう。

石原「僕は、息子みたいな感覚です。自分ではないし、かといって他人ではない、一番しっくりくるのが息子でした」

溝口「それ、初めて聞いた! 僕は指針、コンパスのようなイメージを抱いてます。僕が担当してる慎というのは、本来の僕とはかなりかけ離れたキャラクターなんですよ。だからこそ最初は戸惑うことも多かったですし、でも時間をかけて向き合って来た結果、何かが起きた時に慎だったらどうするかな?という考え方ができるようになって来ています」

正木「僕にとって千弦は、この世界と僕を繋げてくれた人。僕は『ドリフェス!』のオーディションを受けて今の事務所に入ったので、まさに恩人ですね。性格面で言えば、“最初に演じるのが君なのか”と思うくらい濃いキャラクターなんです(笑)。彼と一緒に歩んでいる感じはとてもします」

富田「僕が演じる純哉という人は、男として完璧なんですよ。尊敬する部分もたくさんあるし。だからこそ、彼には負けたくないなって思うんです。彼には彼の人生があるけど、僕には僕の人生がありますし。ただ、一本気で軸がぶれないところはすごく似ているなと感じます。相手に思ったことを伝えるのに自分の中でワンクッション置かないと言えなかったりするけど、純哉はしっかり伝えることができるから、そういう部分は羨ましかったりしますし」

太田「それ、わかるなあ。僕は、いつきというキャラクターとはまさに一心同体で。見た目や性格は実際の僕とは違う部分もいくつかあるのですが、いつきと一緒に様々なことを乗り越えてここまで来ることが出来たと思っています」

――そこまでご自身と重なるキャラクターなら、もしも別の方が演じているのを見たら不思議な気持ちになりそうですね。

富田「それ、すごく興味があります。こういう可能性もあるんだな、とか自分では気づけなかったキャラクターの魅力を見つけることも出来そうです」

――入口が多いだけに、ファンの方も多岐にわたっているのでは?

石原「ありがたいことに、そうですね。アニメから入ってくださる方、ライブなどを見て生身の僕たちから入ってくださる方、本当に様々で」

溝口「これはDearDreamならでは、なのかもしれませんが、不思議な現象が起こるんですよ。キャラクターとしては片桐いつき君推しだけど、富田くんが好きって悩まれる方もいらっしゃるみたいで」

正木「だから生身の僕たち5人と、キャラクター5人、合わせて10人でDearDreamみたいな感覚で応援してくださっている方も多いのかな、と。親子で応援してくださっている方もいますし」

富田「ボーイズグループとしてDearDreamを好きになってくれて、そこから『ドリフェス!』を知ってくださる方もいて」

石原「情報が多すぎて、ファンの方は追いかけるのが大変なんじゃないのかなって心配になることもあります」

――コンテンツは多い方がファンの方は嬉しいと思うので大丈夫です(笑)。後半では2017年の活動を通して感じた思い、そして来年に向けてのお話をじっくり伺いたいと思います。

 

DearDreamがLIVE TOURを開催中!
http://www.dream-fes.com/events/first_livetour.php

オフィシャルサイト
http://www.dream-fes.com/

【公式ツイッター】
DearDream   @dfes_official
石原壮馬   @ishrsm
溝口琢矢   @5mizo_taku9
富田健太郎  @tomikenchan82
太田将熙   @masakiota1025
正木郁    @ksfa79

 

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