数シーズン前にトレンドとなり、いまやすっかり定番化したバッグと言えばクラッチバッグ。このクラッチバッグの流れを踏襲し、「ビッグトレンド→定番化」の道を進みそうなのがサコッシュだ。このアイテムは、もともと自転車のロードレースやアウトドアシーンなどで使われていたものだ、アウトドアブームに乗って一躍ブレイク。MJ読者が次に狙うべきバッグの最右翼へと駆け上がった。
“ワンマイル”的な近所へのお出かけに最適なコンパクトサイズや買いやすいプライスのものを狙うのが王道だが、今シーズンはカラフルなものだったり個性的なデザインのアイテムのものがオススメ。というのもサコッシュバッグ自体のサイズが小さいため、よりインパクトのあるデザインのほうがコーディネイトの遊びとして効果的だからだ。クラッチバッグと違って両手がフリーになるため、アクティブなシーンに出かけることが多くなるコレからのシーズン、“派手サコッシュ”は最適なバッグと言えるだろう。
〈グッドオル〉のサコッシュ
〈グッドオル〉が〈ポーター〉に別注をかけたエマージェンシーオレンジをボディに採用。デュポン社の高耐久性不織布タイベックにビニールコーティングを施しており、水に濡れても安心なためフェスや行楽シーズンにも活躍してくれる。W25×H19cm。1万1000円/グッド オル(ジャーナル スタンダード 表参道)
前シーズンにタイベックを用いて好評だったコラボレーションが、さらにアップデイト。オレンジに加え、グリーン、ピンク、パープルと、トレンドのネオンカラーで4色展開。
〈ワイルドシングス〉のサコッシュ
耐久性に優れるコーデュラナイロンを使用し、色とりどりのペンキをドリップしたようなデザインをプリント。裏面にはB5サイズのノートが収納可能なジップポケット、内側にはオープンポケットが2つ付いており、収納力も十分だ。W33×H22cm。3900円/ワイルドシングス(インス)
メインコンパートメントに加え、サブポケットも完備。メインコンパートメントは3ヶ所に施されたスナップボタンで開閉し、ショルダーストラップの取り外しも可能。
〈イッチ〉のサコッシュ
ブランド定番の「マリーサコッシュ」をベースに、テントや船舶カバーなどに使われるサンブレラ素材を採用したニューモデル。コットンのようなナチュラルな風合いを備えつつ退色堅牢性に優れているため、ヴィヴィッドなカラーを長いあいだ楽しむことが可能。W24.5×19.5cm。1万5000円/イッチ(同)
ジャガード織りでブランドネームを織り込んだライニングを使用。ストラップも取り外し可能なため、クラッチバッグとしても使用できる。
SHOPLIST
イッチ
TEL.03-5778-4727
インス
TEL.0120-900-736
ジャーナル スタンダード 表参道
TEL.03-6418-7961
Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA
Styling:NAOYA KANAI
Text:SYUNSUKE HIROTA