2018.06.22 Fri UPDATE CULTURE

マンウィズが語る! 世界を舞台に活動して見えたロックの「現在地」

類を圧倒させる、疾走感のあるエモーショナルなバンド・サウンドで日本はもちろん、世界規模で熱狂を与えるマンウィズこと、MAN WITH A MISSION。2年ぶりとなる通算5作目のアルバム『Chasing the Horizon』は、日々劇的に進化するロックの今をとらえながらも、その先、そしてバンドらしさも打ち出した仕上がり。Jean-Ken Johnnyが、アルバムが完成するまでの思い、そして今後を語る!

 

 

世界を舞台に活動して見えた、ロックの「現在地」

──海外でのライヴ活動や、国内外のミュージシャンとコラボするなど、ますます「枠」を超えた活動が注目されていますね。

我々、日本ヲ拠点ニ活動サセテイタダイテオルノデスガ、「洋楽」トカテゴライズサレテイル音楽ヲ以前カラズット当タリ前のヨウニ聴イテオリ、世界デ愛サレルモノヲ奏デタイトイウ思イデ、バンドヲヤラセテイタダイテイマス。ダカラコノ状況ハ、アル意味デ夢ガ叶ッテイルノカナト。マタ、世界でロック・バンドハ現在ドウイウ位置ニアルノカ? を感ジラレルトイウコトハ、イイ経験ニナッテイマス。

──現在の世界の音楽シーンは、ロックよりもヒップホップやR&Bの勢いに圧されている印象がしますが

ソレハ場所ニヨッテ違イマスネ。例エバ南米大陸デシタラ、ポップ・ミュージックノヨウニ熱狂的ナ盛リ上ガリデスシ、ヨーロッパハジャンルソノモノニリスペクトヲ感ジマスカラ。確カニ、アメリカハR&B、ヒップホップノ勢イニ押サレテイル印象ガシマスガ。

──なるほど。

偉ソウニ語ル気ハナイノデスガ、自分タチガ「バンド」ニアコガレルノハ、ロックダカラ、トイウコトデハナク、大衆音楽トシテ世ニ溢レル「ポップ・ミュージック」ヨリ遥カニ破壊力ガアリ、プラスαノ魅力ヲ感ジテイルカラコソナノデス。ソノ思イハ、今モ色褪セテイナイ! マタ、実際アメリカへ行ッテミルト、R&Bヤヒップホップノ中ニロックノテイストヲ感ジルモノモ多クテ。ジャンルトシテロックヲアップデートサセテイルノデハナク、手法トシテロックヲ取リ入レテ、音楽自体ヲアップデートサセテイルノダナッテ。ナノデ我々モ、自分タチナリノヤリ方デ、打チ出セルモノガアルノデハ?ト思ウヨウニナリマシタ。

 

国内外で気鋭のミュージシャンとタッグを組んで制作したアルバム。

──そして、このたび通算5作目となるオリジナル盤『Chasing the Horizon』が完成。

今回ノ作品ハ、4人ノプロデューサーサンと完成サセタモノナノデスガ、特ニ中野雅之(ブンブンサテライツ)サント作業デキタコトガ、大キカッタデス。エレクトロ・ロックノ雄的ナ存在デイラッシャルノデ、一緒ニ楽曲制作デキタコトデ、自分タチノロックガアップデートサレタ部分ガアリマシタ。マタ、他ノ方々トノ作業ニオイテモ、ロックノ根源的ナ熱量ヲ深ク堀リ下ゲルコトガ出来タ気がガシマス。

──中野さんは、’90年代から世界を舞台に活動してきた方なので、刺激があったのでは?

ソウデスネ、ゴ自身モバンドヲヤラレテイルノデ、時代ノ中デロックヲ鳴ラスコトニ対シテ、常ニ向キ合ッテイラッシャイマスカラ。

──また、フォール・アウト・ボーイのパトリック・スタンプが参加した楽曲「Dead End in Tokyo」も。

海外デ楽曲制作ヲスル際、今ハ他ノミュージシャンヤ、プロデューサート共作スルノガ主流デシテ。我々モ共演シタイ人リストヲ提出シテ、ソノ中ニパトリックノ名前ヲ入レサセテイタダイタトコロ、快諾シテクダサッタノデス。

──パトリックは、先日バンドで初の日本武道館公演が大成功し、日本でもファンが多く、さらに日本好きな一面があります。そんな彼と「東京」をテーマにした曲を作ったのは、自然な流れなのでしょうか。

大抵、共作スルトナルト「愛」トカ「政治」ヲテーマニシガチナンデショウケド、「トーキョー」ヲテーマニシタホウガヨッポドコンセンサスガ取レルトイウカ。イメージヲ共有シヤスカッタノデ、コノテーマニシヨウト。「僕らがいろんなことを装飾して哲学的なことを言うよりも、『トーキョー』という言葉一つで世界が繋がる気がする」ト、パトリックハ語ッテイタンデスガ、スゴイトコロニ注目スルナッテ」

──世界を繋ぐ、と言えばタイトル・トラック「Chasing the Horizon」は、スケールが大きく、グローバルな雰囲気が伝わる仕上がりですね。

ロックガ本来持ッテイル美学ヲ継承シツツモ、今奏デルベキロックヲ同居サセルタメニドウシタライイノカ? ヲ考エタ結果、打チ出シタ曲デスネ。バンドトシテ世界中ニ鳴リ響ク大衆性モアリツツ、新シサノアルモノヲ作レタ気ガシマス。

 

日本語と英語、どちらが歌詞にしやすい?

──ところで。本作の歌詞に関しては、どんな思いを込めているのでしょう?英語詞が多くなっている印象ですが。

今回ハ言葉ノ持ツイメージ力ヲ大切ニシタト言イマスカ。楽曲全体デ、テーマヲ表現スルヨリモ、言葉ソノモノガ持ッテイルエネルギー、パンチ力ヲ重要視シマシタ。

──確かに、ひと言で曲全体が持っているエネルギーを感じる楽曲が多いですよね。

日本語ノ場合、我々ハ人間デハナイノデ、ヨリ心ノ深イ部分ヲ表現シテシマオウトスルト、内面ガ見エテシマウケド、英語ハソコガ見エニククナル気ガシマス。ソノコトニヨッテ、皆様ニ、音自体ニフォーカスシテイタダケルノデハト思イマス。

──日本語と英語、どちらの歌詞が書きやすいのですか?


ドチラモ時間ガカカリマス(笑)。タダ、日本語ノホウガ、皆様ニ深ク聴キコマレル可能性ガ高イノデ、気ヲツケル部分ガ多イカモシレマセンネ。

──英語詞の場合は、先に英語のフレーズから作り始めるのですか?それとも日本語で浮かんだ言葉を訳す感じ?


楽曲ニヨッテ異ナリマスガ、今回私ハ言葉ノ持ツイメージヲ大切ニシタカッタノデ、最初カラ英語デ書イテイクケースガ多カッタカモシレマセン。タダ、Kamikaze Boyガ作ッタ楽曲ハ、日本語ノ歌詞ヲイタダイテ私ガ翻訳スルトイウ流レデシタ。

──翻訳もJean-Ken Johnnyさんが、担当されているんですね! 英語と日本語の表現にギャップがないなって思いました。


時々、洋楽ノ翻訳ヲ見テ「本当ニソンナコト言ッテルカ? コレ!?」ト思ウ作品ガアッタリシテ、モッタイナイナト。言葉ノイメージッテ大切ジャナイデスカ。特ニ日本ノ皆様ハ、翻訳ヲ頼リニサレル方ガ多イノデ、ソコハ誤解ノナイヨウニシナクテハト思ッテイマス。

 

怒涛のライヴツアーで、ロックに新たなエネルギーを!

──ニューアルバムを聴いていると、バンド、ロックの新たな可能性が見えたような気がしました。

実ハコノ2年程度、バンドハイイ意味デモ悪イ意味デモ過渡期ニアリマシタ。デモ、ココデ新シイ音、時代ト照ラシ合ワセタ上デ作ルベキロックを打チ出セタ気ガシマス。我々ニトッテ光明ガ見エタ気分! 今マデ、アマリ言ウコトハナカッタノデスガ、モノスゴクイイアルバムニナッタトイウ手応エガアリマス。

──このアルバムを携えて、9月からは対バン全国ツアーがスタートしますね。

ココ2年クライ行ケテイナカッタ、ライヴハウスヲ廻ルツアーニナリマス。ロックガ元気ナ日本ノ原動力ニナッテイルノハ、全国各地ノライヴハウスガ頑張ッテイルオカゲダト思ウノデ、ソコデパフォーマンスデキル喜ビヲ噛ミ締メナガラ、新タナ原動力を皆様ニ与エラレルステージニシタイデスネ。

──ツアー・ファイナルは、11月の阪神甲子園球場でのワンマン。「狼」が「虎」の聖地に殴り込みですね。

(笑)。マタ、ココハ日本ノ「青春ノ聖地」デモアリマス。今回ノアルバムハ、ロックノ青春性ヲ表現シテイル部分モアルノデ、フィットシテイルノカナトモ思イマス。

──最後にMJPの読者へメッセージを。

読者ノ皆様ハ、世代的ニロックヲタクサン聴イテキタ方ガ多イノデハナイカト思イマス。我々モ、皆様ト同ジ時代ノロックニ心奪ワレテバンドヲヤッテイルノデ、ズット、ロックヲ聴キ続テケイル人、途中で聴カナクナッテシマッタ人モ、心奪ワレルモノガアル作品ニナッテイルト思イマス。

 

 

 

Chasing the Horizon

ソニー・ミュージックレコーズ/ 2800/発売中

映画『いぬやしき』の主題歌「Take Me Under」、TVCMソングに起用された「Dog Days」をはじめ、すでに話題となっている楽曲が多数収録されている、通算5作目のオリジナル・アルバム。8月にはワールドワイドで発売されることも決定。さらに旋風を巻き起こすはずだ。

MAN WITH A MISSION

メンバーは、Tokyo TanakaVo)、Kamikaze BoyB&Cho)、Jean-Ken JohnnyG&Vo)、DJ Santa MonicaDJ)、Spear Rib(Dr)2010年より活動開始。8月には英国のサマソニと呼ばれている老舗フェス「レディング/リーズ」への出演が決定、9月からは全国対バンツアーがスタートする。https://www.mwamjapan.info/

 

Text:TAKAHISA MATSUNAGA

LIVE Photo:Nobuyuki Kobayashi / Daisuke Sakai (FYD Inc.)

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